「日本100名城」のひとつで、温羅うらと呼ばれる鬼が住んでいたとされる古代山城。歴史書には一切記載されていないため謎多き史跡。復元された角楼跡や城門跡が見事で、復元された西門から一望する吉備路平野の眺めも絶景。鬼のラッピングを施した鬼ノ城バスでアクセスできる。

岡山藩主・池田光政が江戸時代の1670年に創立した、現存する日本最古の庶民教育のための学校。備前焼瓦の大屋根が特徴的な講堂は国宝。

「日本の六古窯」の中でも最も古い、約1,000年の歴史を誇る備前焼。釉薬を使わず、絵付けもせず、土の性質や温度で仕上がりが変わるため、丈夫で使うほどに深くなる味わいが魅力。

備前焼の情報はもちろん、見どころ、食べどころ、遊びどころを紹介。クーポン付きなのでおトクにまち歩きを楽しんで。

吹屋は江戸時代初期から銅山の町として知られ、特に江戸時代後期からは弁柄の生産で栄えた。全盛期の姿をそのまま留める石州瓦と弁柄格子が美しいノスタルジックな赤い町並み、豪商の築いた大邸宅、鉱山跡など見どころがたくさん。

明治時代に建築され、2012年3月に閉校するまで日本最古の現役木造校舎だった「旧吹屋小学校」。数々の映画やTVドラマのロケ地に選ばれてきたが、保存修理工事を終えて2022年4月にオープン。「学び」と「遊び」をコンセプトとした体験型施設に生まれ変わり、ノスタルジックな常設展示のほか、XRが体験できる特殊メガネなどの最新テクノロジーが楽しめる。また夜間には校舎のライトアップが実施され、公園の水面に映る幻想的な校舎の写真が撮れる。

日本の山城で天守が残っているのは備中松山城だけ。天和3年（1683年）備中松山藩主・水谷勝宗が約3年を費やして修築した天守は、日本に12城しかない現存天守の１つでもあり、当時の姿のまま残っている。ふいご峠から城の本丸付近へは登城道（山道）を歩いて20分程。