備中松山城だけじゃない! 高梁市のフォトジェニック観光スポット

高梁市の人気観光地といえば、天空の山城と呼ばれる「備中松山城」。秋から初冬にかけて現れる雲海に囲まれた光景は、まさに雲の上に建っているようです。そんな景色をカメラにおさめようとシーズンには多くの人が訪れる高梁市ですが、実は他にも写真映えするスポットがいっぱい。森の中にそびえる巨石や山間に突如現れる赤に染まった町並み、美しく手入れされた庭園など、“備中松山城だけじゃない”高梁市のフォトジェニックスポットをご紹介。

吹屋ふるさと村

標高約550mの山間に突如現れる赤に染まった町並みが印象的。ベンガラの原料・ローハ(硫酸鉄)の生産で栄えた山間の小さな町・吹屋では、個々の屋敷が豪華さを纏うのではなく、旦那衆が相談の上で石州(今の島根県)から宮大工の棟梁たちを招いて、統一コンセプトのもとで町づくりが行われました。赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された建物が整然と続く町並みは一見の価値ありです。

夫婦岩

標高400mの石灰岩の台地にそびえる、自然が生み出した華麗な三つの岩の立ち姿は圧巻のひとこと。夫岩は高さ12m、妻岩は高さ16mで愛児のような岩を抱いています。なかでも下部が細い楔のような形状の夫岩は、絶妙なバランスによって支えられています。近くには夫婦岩を両方向から見る展望台が整備されており、眼下に成羽川の清流を眺めることもできます。

弥高山公園

標高654mで麓から約60mの標高差のある弥高山を中心とする公園です。山頂の展望台からの景色は360度の大パノラマ。北は伯耆大山、南は水島や広島県福山市の工業地帯、気象条件がよければ瀬戸の島々や四国まで眺望できます。秋から冬にかけては幻想的な雲海が見られます。

うかん常山公園

御影石の台座と万成石の羽根でできた7基の風ぐるまが建つ公園です。最大のものは高さ約5m。自然の風をうけて風ぐるまが回る光景は、緑の芝生と広い青空によく映えます。園内にはクジラの骨の化石の発見場所や城型の展望館「風と化石の館」、アスレチック、レストハウスなどもあります。

頼久寺

足利尊氏が諸国に建立させた安国寺のひとつで、枯山水の庭園は国指定の名勝です。俗に「鶴亀の庭」と呼ばれる庭は、愛宕山を借景に砂の波紋で海洋を表現し、中に鶴亀二つの島を配しています。さらに、大海の波をあらわすサツキの大刈り込みで背景が整えられています。作者は備中国奉行として当地に赴任していた小堀遠州で、遠州庭園の原点が見える庭として注目されています。
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備中松山城の雪景色

備中松山城の雪景色

雲海に浮かぶ天空の山城「備中松山城」は、高梁市のフォトジェニック観光地として既に有名。しかし、この場所の魅力は雲海だけではありません。運が良ければ、周辺に高さ10m以上の巨大な岩壁がそびえる山頂の城の、静謐な雪景色に出会うことができます。凛とした佇まいで魅せる冬の備中松山城も必見です。
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