アート探しの倉敷さんぽ

3年に一度の現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」が行われる2019年。そんな今年はアートな視点で切り取った倉敷のスポットをめぐってみませんか? 大原美術館をはじめとするアート関連施設だけでなく、写真映えする眺望の良いスポットや歴史的建造物もひとつのアート。様々な場所にアートな要素が垣間見えるまちでは、少し目線を変えるだけで今まで気づかなかった新たな発見や出会いが待っているかも。

大原美術館

美観地区のシンボル的存在である大原美術館は、1930(昭和5)年設立の日本で最初の私立西洋美術館です。ギリシャ神殿風の本館では、エル・グレコの「受胎告知」やクロード・モネの「睡蓮」をはじめとする、世界画壇の巨匠作品に多数出会えます。隣接して、分館、工芸・東洋館があります。

語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)

倉敷発展の礎を築いた大原家の代々が暮らした家です。邸内では大原家の所蔵品や空間ごと魅せる現代的な展示で大原家の歴史を紹介しています。また石畳に連なる倉群、静寂の日本庭園等、外からは想像できない風景にも、アートな心をくすぐられます。

倉敷アイビースクエア・愛美工房

  • 愛美工房

    愛美工房

クラボウ旧倉敷本社工場を改修した複合文化施設で、ツタ(アイビー)のからまる赤いレンガが目をひきます。敷地内には倉紡記念館やホテルなどがあり、愛美工房では、備前焼体験・磁器の絵付け・手捻りなどのアートな体験が楽しめます。

阿智神社

  • 阿智神社からの眺め

    阿智神社からの眺め

  • 藤棚

    藤棚

小高い山の上にある阿智神社は、美観地区を見下ろす絶景のビュースポット。境内には能舞台や蓬菜思想に基づく古代庭園を構えています。推定年齢300~500年の天然記念物「阿知の藤」は見ごたえ十分で、毎年5月上旬には「藤まつり」も行われています。

倉敷市立美術館

広島平和記念公園や香川県庁舎、東京都庁舎などを手掛けた建築家・丹下健三の設計により1960(昭和35)年に倉敷市庁舎として建てられ、1983(昭和58)年に開館した市立の美術館です。倉敷ゆかりの日本画家・池田遙邨のコレクションを中心に、洋画家の満谷国四郎や坂田一男ら郷土作家の作品を収蔵しています。

児島ジーンズストリート

旧野﨑家住宅から南へ広がる商店街に、地元ジーンズメーカーのショップや雑貨屋が並びます。個性あふれるジーンズ製品が揃うほか、様々なものがジーンズ柄にラッピングされており、フォトスポットが満載。新しく整備されたポケットパーク(味野第4公園)には、トリックアートが楽しめるトイレやベンチも。

鷲羽山(第1、第2展望台)

瀬戸内海国立公園の代表的な景勝地で、国指定名勝にも指定されています。遊歩道も整備されており、標高133mの山頂をはじめ、波静かな瀬戸内海に点在する美しい島々と雄大な瀬戸大橋を眺めながら、食事や休憩が楽しめる鷲羽山レストハウスや、展望テラスを完備した鷲羽山ビジターセンターなど、ビュースポットが満載。空気が澄んでいる朝がオススメですが、日本の夕陽百選にも選ばれた夕景の美しさも格別です。行き交う船を眺めながら、瀬戸内海の島々と橋の向こうに沈む夕陽を堪能できます。

倉敷美観地区夜間景観照明

夕陽が西の空に沈む頃、美観地区全体が景観照明のやさしい光に包まれます。世界的な照明デザイナー石井幹子氏がプロデュースした景観照明による夜の美観地区の美しさに、心が癒されること間違いなしです。

倉敷まちかどの彫刻展

1987年にスタートした野外彫刻の公募展です。「文化都市・倉敷」を象徴するパブリックアートとして美しい都市景観を創造するとともに、市民に文化芸術を身近に感じてもらうことを目的に実施。第1回展(1987年)から第6回展(2003年)まで行なわれ、現在各回の入賞作品47点が市内の街路や広場など公共スペースに設置されています。彫刻マップを参考に歩きながら、まちの中に溶け込んだアートを見つけてみて。
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