「ジャパンレッド」
発祥の地
<高梁市>
弁柄の町・備中吹屋

これは、「ジャパンレッド」が生まれたおはなし。
標高約500mの高原上にある「赤い町並み」は、そのむかし、弁柄(べんがら)と銅(あかがね)生産で繁栄した、日本でも指折りの鉱山町・吹屋。この地でつくられた赤色顔料の弁柄は全国に広まり、神社や寺などの建築や、九谷焼(くたにやき)・伊万里焼(いまりやき)・輪島塗(わじまぬり)など、日本を代表する工芸品を鮮やかに彩り、日本を象徴する色「ジャパンレッド」をつくり出したんだそうな。
富を得た商人たちは、赤い瓦と弁柄で塗られた格子(こうし)で家を飾ったんだと。今も残る町並みは、独特の景色をつくり出し、訪れる多くの人々を魅了しているんだそうな。またこの地には、弁柄工場跡や銅山跡なども残り「ジャパンレッド」をつくり出した時代の繁栄を感じることができる。

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  • 旧片山家住宅
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きみは解ける?
「『ジャパンレッド』発祥の地」の謎!

かつて弁柄生産で繁栄した町は?

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