ぜひこの目で見てみたい! 岡山のビックリ奇岩巨岩スポット9選

「なぜここに!?」という巨大な岩や、「これは一体何!?」と思わずにはいられない奇妙なカタチの岩など、自然が作った驚きの光景を目の当たりにできるスポットをご紹介。
掲載日:2017年11月07日
  • ライター:おか旅編集部
  • 24322 ビュー

象岩(倉敷市)

倉敷市下津井の沖合、無口島にある岩。高さ7.5mの花崗岩で、風や波の浸食により、まるで象の姿に見える奇形岩塊となっています。国指定の天然記念物です。

夫婦岩(高梁市)

標高400mの石灰岩の台地上にそびえ立つ三つの大塊です。夫岩は高さ12m、妻岩は高さ16mで愛児のような岩を抱いています。必見は下部が細い“くさび”のような形の夫岩で、絶妙なバランスによって支えられています。夫婦岩を両方向から見ることができる展望台も整備されているほか、近くには夫婦円満、縁結び、家内安全を祈願する社『鬼の村夫婦岩神社』もあります。

ゆるぎ岩(赤磐市)

『岩神神社』の拝殿奥に鎮座する巨石群のひとつ「ゆるぎ岩」は、ご神体として祀られています。花崗岩が板状節理によって風化浸食してできたもので、長さ約4mほどの台石の上に約5mの岩石が重なり、シーソーのように揺り動かすことができます。落ちそうで落ちないことから受験生に人気があります。

鎧岩(笠岡市)

白石島の「鬼ヶ城」山頂近くに花崗岩を貫いて噴出したアプライト岩脈です。基盤の目のような割れ目が表面に張り付いている形状が、大男が着る鎧の袖のように見えることから「鎧岩」と呼ばれています。国の天然記念物にも指定されています。

鬼の差し上げ岩(総社市)

総社市の『鬼ノ城』近くの岩屋という場所にある、縦15m、横5m、厚さ5mの巨石です。桃太郎伝説の鬼のモデルとされる温羅が岩を差し上げて岩窟を作り、住処にしたという伝承が残っています。

羅生門(新見市)

標高400m前後の草間台地にある天然橋。太古の時代に地下の大洞窟が一部を残して陥没してできた、高さ40mに達する石灰岩の巨大アーチで、上部は4つの橋になっています。周辺は高山系や北方系など珍種のコケの宝庫でもあります。

豪渓(総社市)

中天にそびえ立つ330mの天柱山・剣峰をはじめ、数知れない奇岩絶壁のいかつい岩石と、槇谷川の清流が調和する美しい渓谷。秋には紅葉のスポットとしても人気です。花崗岩の年代の古さと変化に富んだ形態は他に例をみないといわれ、岡山県を代表する景勝地として、大正12年に国の名勝指定を受けています。

石畳神社(総社市)

『石畳神社』(いわだたみじんじゃ)は、巨石がご神体になった神社です。高梁川を見下ろす急峻な絶壁に、石柱のような岩がそびえています。

にこにこ岩(玉野市)

玉野市の西端に位置する王子が岳にある、笑った顔のように見える岩です。周辺にはほかにも「おじさん岩」、「ひつじ岩」など、変わった形の岩がたくさんあります。
マップを見る

同じテーマの記事

このライターの記事