歴男・歴女必見!県北の隠れた歴史遺産が残る町、新見市「御殿町」界隈を歩く

岡山県の県北に位置する新見市は江戸元禄10年(1697年)に、初代藩主、関長治(ながはる)候によってつくられた歴史ある町です。今でも新見中心部の御殿町地区には趣のある建物が随所に残っています。
掲載日:2019年10月10日
  • ライター:藤田亮太
  • 773 ビュー

カツマル醤油醸造所株式会社

明治32年創業で、現在の建物は大正から昭和の初めに建てられました。
13年前の2006年、4代目社長の岡本研吾さんの時に内装をリフォームし、一部をギャラリーとして、若手作家の作品を展示していたそうです。

店内の様子

店内には、自社で作られたお醤油を販売している他、期間限定で自社の昔しょうゆと砂糖だけで味付けしたかき餅も販売しています。
厚焼きと薄焼きの2種類。
かき餅はシンプルな味付けでしょう油の風味とパリッパリのおかきの食感がやみつきになり、一度食べだしたら止まりません。
しょうゆとおかきは、ギフトセットもありますので、進物にもオススメです。

会長・岡本研吾さん

研吾さんは今は会長職に退き、社長の座は5代目として、息子の大典さんが継がれています。

現在、会長の研吾さんお店にいらっしゃることが多いそうですので、声をかけるとカツマル醤油の歴史などお話してくださるそうです。
おか旅の記事を見た、と伝えるともしかすると奥の蔵も案内してもらえるかも?
また、ギャラリーとしての展示は今は不定期にされているそうですので、展示を希望の方は問い合わせて見てください。

情報:カツマル醤油醸造株式会社
住所:岡山県新見市新見854
TEL:0867-72-2251
営業時間:8:00~17:00
定休日:土・日・祝日

元料亭 松葉

カツマル醤油さんから出て、大道を北東へ1分ほど歩くと「全国路地百選」の看板が見えて来ます。
そこを曲がって路地に入ると趣のある建物が3軒連なっています。

この松葉は明治から昭和30年ごろまで料亭として営みを続けていました。
当時、新見は石灰の取れる町として栄え、御殿町界隈はそのセメント業者が利用していたそうです。

店内には由緒ある食器や小物がたくさん

館内には、料亭で使用されていた食器類や飾り物が残されており、当時の面影をしのぶことが出来ます。

明清楽の代表楽器の「月琴」

また、江戸時代から明治にかけて流行した明清楽の代表楽器の「月琴」も飾っています。

ボランティアガイドの説明もあり

ボランティアガイドの「新見御殿町まち歩きガイドの会」リーダーの大西洋さんへ事前に連絡すれば、館内や三味線横丁周辺の説明をしながら周辺を案内してくれます。(所要時間:約1時間程度)

【お問い合わせ】
TEL:090-3379-2661 
営業時間:10:00~19:00(季節によって変更あり)
定休日:水曜日

御殿町センター

研修室を兼ね備えた施設。
御殿町づくり事業のシンボル施設として、平成6年に建てられました。
館内にはレストランと資料館があり、資料館には旧新見藩主関家の甲冑など、関家にまつわる資料を展示しています。

 

パンとツカイモノの店「松陰」

2014年にオープンしたパン屋「松陰」がこの度パンとツカイモノの店「松陰」としてリニューアルオープンしました。

新見の人の優しさに魅了された金山さん

店主の金山さんは備前市の出身で、ご結婚を期に5年前に移住されました。
※写真左

スーパーで買い物をしていたら気さくに話しかけてくれるなど、人との触れ合いを通して、新見の人たちの優しさに魅了され、新見のために何かしたい、という思いでパン屋をオープンされました。
スタッフさんの笑顔も印象的で、ふらっと立ち寄っても優しく対応してくれそうです。

おすすめ「松陰まんじゅう」

「松陰まんじゅう」の味はまだ発展途上で、もう少しで完成だそうです。
味は、先日惜しまれて閉店してしまった新見のソウルフード、山田屋さんの夫婦饅頭(通称:フウマン)をモチーフにしているとのことで、ここにも新見愛が溢れています。
外はサクッとしていて微かに塩気があり、中の粒あんとの絶妙な味わいです。
(リピート間違いなし!)

お洒落なパッケージの商品が並ぶ

店内奥にはおしゃれな食品がディスプレイされています。
パッケージは購買意欲を掻き立てるための重要な要素、と語るのは店主の金山さん。
おしゃれなパッケージの商品を厳選し、地元の人に触れてほしいとのことでした。

もちろん新見の特産品も

そして、新見市以外からのお客さん用に、新見特産コーナーを設けて、しっかりと地元新見のPRもされています。

店舗情報

住所:新見市西方43
営業時間:10:00〜18:00(売切次第終了)
定休日:月・火曜日
駐車場:店の前に3台
電話:0867-72-2525

Facebook:https://www.facebook.com/niimipankoboshoin
Instagram:niimi_shoin

新見市観光協会

2019年4月27日に駅前に移転しました。

店内にはお土産も

館内は新見周辺の観光マップやお土産を販売しています。
新見観光のわからないことは何でもスタッフさんに聞いてみてください。

住所:新見市西方472-10
営業時間:8:00〜18:00
定休日:年末年始
その他:free wi-fi あり
レンタサイクル:電動アシスト付 1000円/回、通常自転車 500円/回 (共に税別)

立ち見厳禁!?土下座まつり(御神幸武器行列)

毎年10月15日には開催。
元禄10年(1697年)に新見初代藩主となった関備前守長治が、御神幸の警備に当たらせたのが始まりと伝えられる300年の歴史をもつ無形民俗文化絵巻(御神幸武器行列)を、船川八幡宮秋季大祭に行います。別名「大名行列」とも呼ばれています。
マップを見る
ランキング  1 Week
テーマ
市町村
ライター紹介

同じテーマの記事

このライターの記事