フェリーに乗って北木島へ移動
笠岡に着く頃にはちょうどお昼頃で、昼食を取った後に伏越港へ移動。
ツアーの数日前に天気予報を見た時には、雨予報だったので心配していましたが、当日は曇りまで回復していました。でも、青空だったらよかったのになぁ~。
北木島到着!
岡山県出身のお笑いタレント「千鳥」の大悟さんの故郷としても知られる北木島は、31の島々からなる笠岡諸島最大の島で、古くから花崗岩の産出、加工で「石の島」として栄えてきました。そして、2019年香川県の島々とともに、「知ってる!?悠久の時が流れる石の島 ~海を越え、日本の礎を築いた せとうち備讃諸島~」として日本遺産に認定されました。
高さ60mの絶景!北木島の石切りの渓谷展望台
展望台から下を覗いてみると・・・
下へ下へと石を切り出していった採石場は断崖絶壁になっていて、底には雨水が溜まってできた丁場湖がありました。エメラルドグリーンの湖はとっても神秘的!
「北木の桂林」を撮影
晴れた日なら・・・
「北木のベニス」を撮影
晴れた日なら・・・
夕食後は、夜の絶景スポットへ
元々のスケジュールでは、井原市にある「美星天文台」での観望会と星空撮影だったのですが、曇り空で星が見えないということで、「水島コンビナート」の夜景撮影に変更になりました。
水島展望台へ移動し、山の上からのコンビナートの撮影会。宝石をちりばめたような夜景が眼下に広がっていて、思わず「わぁ~っ」と声が上がりました。
水島コンビナートの夜景
工場の光や炎、もくもくと立ち上がる煙がはっきり見えます。
ツアー参加の方々は、色々な構図を考えながら、何枚も写真を撮っていました。
翌日は早起きして、いざ出発!
備中松山城雲海展望台にやってきました。駐車場には、県外ナンバーの車もあり、私たちの他にもたくさんカメラを持った方がいました。
雲海展望台
備中松山城と雲海
雲海が発生するのは、早朝に天候がよく、朝方と日中の気温の差が大きい日。天気予報を見て、「晴れ予報の日」「最低気温が低い日」を狙うと可能性が高いそうです。
備中松山城へ
備中松山城へは、8合目のふいご峠まではバスで移動し、その後は徒歩で登ります。
バスの中では、地元のガイドさんが備中松山城の歴史をお話ししてくれました。
中太鼓の丸跡
ここからは、高梁市街地が一望できます。
どんどん登っていくと・・・
にゃんと!
城内見回りの時間だったみたいです。
さんじゅーろーは、平成30年7月豪雨の後、備中松山城で保護されました。その可愛らしさと人懐っこさから観光客の人気となり、豪雨で落ち込んだ城の入場者数をV字回復させました。その後、一時行方不明になりましたが、懸命の捜索の末無事発見されました。現在は備中松山城PR大使「猫城主 さんじゅーろー」として城の管理事務所に常駐し、定期的に城内見回り(1日2回、10時と14時)を行っているそうです。
備中松山城の天守閣
古代山城・鬼ノ城へ
午前中も山を登りましたが、みなさん元気!!登山杖を持って、どんどん登っていきます。
鬼ノ城・西門
鬼ノ城は歴史書には一切記されておらず、その歴史は解明されずに謎のままです。現在は史跡調査や整備、復元を行っており、角楼跡や城門跡を訪れることができます。
ウォーキングコースも
最後は酒蔵見学!
酒造りの歴史や特徴などを説明してもらい、試飲も。
編集後記
参加者のみなさんは、カメラの講師に撮影ポイントやテクニックを教わりながら、楽しく撮影されていました。個人的には、ぜひ晴れた日にリベンジしてみたいと思うスポットばかりでした!