カメラ愛好家必見!新・観光パンフ「レンズ越しの浅口」撮影地を徹底解説

浅口市の観光パンフレットが一新されました。その名も「レンズ越しの浅口」。2人のインスタグラマーさんが風景写真を担当しており、見た目に美しいパンフレットになっています。
「いったいどこから撮影したら、こんな美しい写真が撮れるの?」
ということで、浅口市在住のライターこばんがパンフレットの撮影地はどこなのか探しに行って来ました。掲載されている観光スポットの見どころ、楽しみ方も紹介します。
掲載日:2020年06月29日
  • ライター:m.k
  • 6894 ビュー

観光パンフレット「レンズ越しの浅口」

2020年3月に発行されたばかりの、浅口市観光パンフレット「レンズ越しの浅口」。
2人のインスタグラマーさん(少女と風景:@kaji_nori06さん/星景:@susanoo_harlockさん)が写真撮影を担当し、自然景観の美しさがダイレクトに伝わります。
「パンフレットはどこで手に入りますか」というお問合せが入るほど話題となっています。岡山天文博物館など浅口市内の主要観光スポットや、岡山駅の「ももたろう観光センター」などで手に入ります。郵送も可能だそうなので、浅口市役所産業振興課(0865-44-9035)へお問い合わせください。
こちらの天文台と星空の絶景写真は裏表紙です。表紙・裏表紙、どちらを前面に置いても絵になるデザインになっています。A4サイズ、全16ページの観光パンフレットです。
今回は、浅口市観光パンフレット「レンズ越しの浅口」の撮影地、市内7スポットを詳しく紹介します。

穏やかな瀬戸内海をバックに

まずは表紙のこちらの写真。かわいらしい女の子が堤防の上を歩いています。背景の島姿が、瀬戸内海らしいですよね。
浅口市寄島町の三ツ山スポーツ公園をさらに南に進むと、三ツ山を間近に見ることができる見晴らしのいい道があります。
この道の堤防が低くて、とてもフォトジェニック。撮影地は、三ツ山の手前あたりです。(さらに奥に行くと駐車スペースがあります。)
私も撮影してみました。バイクの位置と向きはひとつ前の写真から動かしていません(場所の参考にしてください)。海の方向にカメラを向けて、三脚・セルフタイマー機能を使い撮影しました。
広がる空によってさまざまな表情の瀬戸内海の風景が撮影できそうなスポットです。

三ツ山と星空

表紙をめくると大きく広がる、三ツ山と天の川の絶景写真。
満天の星空、迫力ある三ツ山の姿と、海面に写りこむ星。
同じ画角を探してみると、このあたりと思われます。
この日は波がすごかったので、このような写真になりましたが、年に数回ある干潮のタイミングで訪れると、波の影響がなくパンフレットの写真のように星空がリフレクション(反射)する写真が撮影できるのだそうです。晴天、干潮、風がないといった条件をクリアすると撮影できる絶景なのですね。
さきほどバイクを置いていた場所の近くに階段があり、下りて海面すれすれから撮影することができます。

三ツ山と記念撮影するならここ

三ツ山は海沿いの町、寄島のシンボル。高さ約10m、長さ約15m、相互に約6mの間隔で規則正しく並んでいます。
規則正しく並んでいることがわかるのがこちらの写真。青佐鼻海岸から撮影されています。
青佐鼻海岸には三ツ山の方向にL字の堤防があり、その途中から突端に向かって望遠レンズで撮影すると、三ツ山を大きく印象的に切り取ることができます。
私もセルフタイマーと望遠レンズで撮影してみました。三ツ山が大きく写って感動!
ご家族・お友達とチャレンジしてみてくださいね。

国立天文台と撮るベストポジション

こちらは浅口市鴨方町の山の上にある、国立天文台ハワイ観測所岡山分室の写真です。こんなに近くで写真を撮ることができるんです。
岡山天文博物館への階段を上って右手に進むと、国立天文台へ続く上り道があります。
ちなみに途中、岡山天文博物館の向かい側にある京都大学岡山天文台がよく見えるフォトスポットがあります。
銀色の天文台の中には、東アジア一大きな「せいめい望遠鏡」があります(外側から窓越しに見ることができますよ)。
かなりの坂道ですが、がんばって登ると青い天文台が見えてきます。
ポイントは、たどり着いたら左側に少し下りることです。堂々とそびえる天文台と撮影しやすいスポットがあります。
こちらがパンフレットと同じ場所から撮影してみた写真です。
ちなみに岡山天文博物館の開館中、天文台の中に入るとガラス越しに188cm反射望遠鏡を見ることができます。
これからの季節、暑くなるので飲み物を持って行くことをおすすめします。岡山天文博物館の売店でも購入することができます。
岡山天文博物館は現在、プラネタリウムは20席、4次元デジタル宇宙シアターは10席など、入館制限を設けながら開館しています。
ちなみに「天文のまちあさくち」らしいこちらの裏表紙の写真も、国立天文台ハワイ観測所岡山分室の写真です。
しかし、夜間はこちらの場所は一般の方は立ち入り禁止となっています。パンフレット用に特別に撮影していただいたそうです。

昼も夜も絶景!遙照山総合公園(展望台)

昼・夜の美しい景観が広がるこちらの写真は、遙照山総合公園の展望台からの風景です。
映画「8年越しの花嫁」のロケ地にもなった、ロマンチックなスポットです。
私も撮影してみました。展望台の手前は下り坂になっているので、上からやや望遠で撮影すると景色と人が入るアングルになります。
時間やその日の天気によって違った表情の写真が撮れます。
場所がわかりづらいので説明します。遙照山総合公園にあるホテル「the view setouchi」を目指して行ってみてください。(写真の右手奥にあるのがホテルです)
ホテルの手前の道を左に行くと、展望台にたどり着きます。車で行けます。

和な建物が素敵!かもがた町家公園

こちらの写真は浅口市鴨方町にあるかもがた町家公園の交流館をバックに、向かい側にある駐車場から撮影されています。
かもがた町家公園の前の道は少し狭いのですが、駐車場は奥行があるので構図にこだわれます。
私もよく撮影しているお気に入りのスポットです。
かもがた町家公園は歴史的建築物と伝統植物園を合わせもつ公園で、伝承館には昔の暮らしがわかる展示などがありおすすめです。

昔ながらのまち並み、生活感も絵になる大谷地区

金光教の門前町として知られている、金光町大谷地区。古い建物が残り、風情ある町並みです。
モデルの少女が歩いているのは、古川酒店さんの前です。
古い建物が残っていたり、お土産物屋さんがあったりとまち歩きが楽しい大谷地区。
3つのお菓子屋さんで販売されている「金光まんじゅう」。それぞれ個性があるので食べ比べがおすすめです!

「金光まんじゅう」食べ比べ

カメラ片手にぜひ写真を撮りに来てください

私は浅口市に3年間暮らしていますが、撮影が楽しい、フォトジェニックなまちだなぁと常々感じています。
「レンズ越しの浅口」パンフレットを参考に、浅口市のフォトジェニックな風景に出会いに来てくださいね。

同じテーマの記事

このライターの記事