巨大な石の風ぐるま、お城の展望台、広々とした芝生広場で遊べる「うかん常山公園」

悠々とそびえる巨大な石の風ぐるま、お城の姿をした展望台など、見どころ満載の「うかん常山(つねやま)公園」をご紹介。広々とした芝生はこれからの季節、ピクニックをしたり、走り回って遊ぶのにおすすめ!
8月にオープンした「つねやま食堂」のお豆腐屋さんの大きなお揚げがのっているきつねうどんもぜひ食べてみて。
掲載日:2020年09月23日
  • ライター:m.k
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風の舞台(石の風ぐるま)

岡山自動車道の有漢(うかん)インターチェンジを降りてすぐのところにある「うかん常山公園」。
どーんと広がる芝生の広場は「風の舞台」と呼ばれています。
芝生には、巨大な石の風ぐるまがずらり!
人と比較すると、こんなに大きいんです。
岡山自動車道の開通を機に、風(人・もの・情報の交流)をテーマに、「南北からの風を集め、自らも風を起こしていく」という意味が込められているのだそうです。
石の風ぐるまは彫刻家・門脇おさむ氏が製作。
全部で7基あり、大小18個の羽根が取り付けられています。羽根は風速3mほどで実際に回り、私が行った日も小さな羽根はくるくると回っていました。
大きな石の風ぐるまと記念撮影したり、広い芝生で鬼ごっこやボール遊びをしたり、ピクニックをしたり。思いっきり走り回れるので、家族でアウトドアを満喫できます。

展望台(風と化石の館)

芝生から見える、お城の形の展望台にもぜひ行ってみてください。
入口にはフォトスポット、こんな顔はめ看板もあります。記念撮影にぴったり!
よく見ると、「うかん」という刈り込み文字がお出迎えしてくれていました。
常山城址にちなんでお城の形になっている展望台の3階からは、風の舞台が一望できます。城主気分ですね。
2階には発掘された化石などが展示されています。なんと、今では山の中にある有漢地域ですが、1600万年前は海底だったそうで、色んな化石が発掘されているんです。
化石の展示ゾーンに突如現れる、巨大スッポンの模型!
全長1.5mです。有漢地域で発見されたスッポンの化石をもとに復元されたものなのだそうです。こんな海の生き物がいたのだと思うと不思議な感じがします。
ほかにも、伝統わら細工で制作された「コトコト馬」も並んでいました。

風ぐるま市場

公園内にある「風ぐるま市場」には、新鮮な地元の野菜や果物、雑貨などが並んでいます。
休日の昼過ぎに行くと、野菜はほとんど売り切れている人気ぶりです。
本物のカエルから作られたお財布もありました!

つねやま食堂・レストハウス

うかん常山公園のレストハウスに2020年8月1日オープンした「つねやま食堂」。
営業日は、木~日曜日の11:30~13:30。
2020年12月末まで、もちもち麺のかけうどん(550円)、スダチが効いたぶっかけうどん(600円)、大きなお揚げのキツネうどん(650円)が提供されています。2021年以降は、うどん提供期間の意見を参考にメニュー内容を充実させていく予定なのだとか。
食券制です。おすすめメニュー「大きなお揚げのキツネうどん」を食べてみました。
大きくて分厚いお揚げが載っていて、口の中にじゅわっと優しい甘さが広がり、とても美味しかったです。大きいから食べ応えも抜群!
高梁市のお豆腐屋さん、須山豆腐店のお揚げが使われています。
レストハウス内では、バドミントンやフラインディスクといった、芝生広場で遊べる遊具の貸し出しも行っています。
これから、外で過ごすのが気持ちのいい季節、ぜひ芝生公園で思いきり遊んでくださいね。
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