今が見頃!滝のあるアジサイ寺「大滝山西法院」で癒されてきた!

アジサイのいい季節なのに、緊急事態宣言でアジサイの見頃を逃してしまった方もまだ間に合います。滝の景色と共に風情のあるアジサイ寺、岡山県備前市の大瀧山西法院に行ってきました。こちらのアジサイは、7月上旬ごろまで見ることができるそうです。滝のマイナスイオンを浴び、色とりどりのアジサイを見ることができ、とても癒されました。
掲載日:2021年06月24日
  • ライター:高杉郁子
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滝のあるアジサイ寺、大滝山西法院

国道2号線から少し山を登ったところにある、大滝山西法院に行ってきました。山道は、ところどころに車の交わしスペースはあるものの、細い山道でした。お寺らしき風景が見えて、左に曲がると、駐車場があり、そこからアジサイがたくさん見え、山道で心細くなっていましたが、気持ちが一気に晴れました。少し高い場所にある建物が本堂です。階段から登っていくルートがおすすめです。

大滝山西法院
所在地:岡山県備前市大内995
TEL:0869-66-9619
営業時間:8:30~17:00
無休

アジサイのおもてなし

訪れた日は、緊急事態宣言が解除された翌日、6月21日。快晴のとても暑い日でしたが、時おり山から吹いてくるひんやりとした風が、お山のクーラーのようでした。本堂に向かって登って行く長い階段には、色とりどりのアジサイが咲いていて、思わず「わぁ~、きれい~!」と声が出ました。アジサイをたどって登って行くので、全然しんどくありませんでした。登りきったところには、ご住職様からのステキなメッセージの看板が待っていてくれていますのでお楽しみに!

可愛らしいお地蔵さまがお出迎え

本堂に着くと、一番最初に目に入ってくるのが、こちらの可愛らしいお地蔵さんとアジサイです。

風情ある美しい景色

本堂を抜けて広がる風景は、京都に居るかのような、風情のある美しい風景でした。山から流れてくる滝、お堂の朱赤の手すり、新緑の大きなモミジの木、滝のしぶきを浴びるかのようなアジサイ、お参りしたくなるお地蔵様が目に入ってきます。本堂から聞こえてくるお経も、心地よく、心が落ち着きます。

マイナスイオンの滝

滝に向かって登れる階段があります。まじかに滝が眺められるのも珍しいかもしれません。滝のマイナスイオンをたくさん感じながら、写真を撮れる絶景スポットかもしれません。望遠レンズ必須です!!

触ってみた!!

こんなに間近に滝のお水があると、触ってみたくなるのが私、笑。「冷た~い!!」。山からの自然の湧き水だそうです。

アジサイと滝

滝とアジサイのコラボレーションが撮れるスポットです。

水子地蔵

大滝山、西法院は、真言宗のお寺ですが、水子地蔵の供養をされていました。弘法大師の下を念仏を唱えながらくぐるそうです。

たくさんの小さなお地蔵様

たくさんの小さなお地蔵様も祀られていました。

参道のアジサイ

参道の濃いブルーのアジサイが目を引きました。同じ山なのに、いろんな色のアジサイを見ることができます。境内のアジサイは、約100種、1500株あり、約40年くらい前から植えられているそうです。今年は、5月末から咲き始め、少しづつ色づいてきたそうです。

お寺の壁アジサイ

ご住職様に伺ったところ、境内に咲くアジサイは、色調整や特別な肥料は一切施していないそうです。山からの栄養のある水分と、冬肥えだけ油カスをまかれるそうです。7月11日には、お花摘みをして、お手入れをされるそうです。愛情をかけて見守り、お手入れをされているので、アジサイがとても元気で、生き生きとしています。だから、見ている私もアジサイからパワーを頂けました。

たくさんの品種のアジサイ

境内のアジサイを眺めていて、様々な品種のアジサイが花を咲かせていることに気が付きました。ピンクやブルーのアジサイの中でひときわ存在感を出していたカシワバアジサイです。白のアナベルもありました。

境内の外のアジサイの壁

駐車場につながる境内の外の道沿いも、盛り盛りのアジサイが見頃でした。いい写真が撮れる撮影スポットになりそうです。

四季を通じて通いたくなるお寺

本堂の前に設置されている看板です。四季を通じてお花や紅葉が楽しめるお寺です。ぜひ足を運んでみてください。
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