新見美術館 開館35周年記念特別展 西田俊英「不死鳥」
新見美術館開館35周年の記念展として「西田俊英―不死鳥 Shunei Nishida-Phoenix」が開催されます。
現代日本画壇を牽引する西田俊英は、令和4(2022)年から約1年間を屋久島に暮らし、現地での取材の成果をもとに人間と自然との共生、生命の循環をテーマとした巨大日本画《不死鳥》の制作に励んでいます。
屋久島は豊かな自然のイメージとは裏腹に、近世以降、森林資源の活用と保全の葛藤にさらされてきました。その屋久島が経てきた長い年月について、西田は一滴の水から語り始め、苔むした岩肌や満点の星空、伐採の音が響く日々と、一続きの画面のなかで俯瞰的に見せてくれます。
色鮮やかな不死鳥が導く人間と自然との終わりのない物語は、完成すれば縦2.05メートル横約100メートルという前人未到の日本画になる予定。現在も制作が続けられている《不死鳥》の令和7(2025)年現在の姿を西日本唯一の会場となる新見美術館で鑑賞できます。
【関連イベント】
〇西田俊英記念講演「不死鳥を描く」(※要予約)
日時:10月4日(土) 10:00~11:00
参加費:聴講無料〈要観覧料〉
※要予約(申込先着70名)
〇西田俊英サイン会
日時:10月4日(土) 11:00~11:30
対象:書籍購入の方〈要観覧料〉※予約不要
〇西田俊英ミュージアムトーク(※要予約)
日時:11月2日(日) ①11:00~、②14:00~(いずれも45分程度)
参加費:聴講無料〈要観覧料〉
※要予約(申込先着70名)
〇学芸員によるギャラリートーク
日時:10月25日(土)、11月16日(日) ①11:00~、②14:00~(いずれも45分程度)
参加費:聴講無料〈要観覧料〉※申込不要
基本情報
- 所在地
- 〒718-0017 岡山県新見市西方361
- 電話番号
- 0867-72-7851(新見美術館)
- 休業日
月曜日
※ただし、10月13日(月・祝)・11月3日(月・祝)・24日(月・祝)は開館。
- 料金
一般1,000(900)円、大学生500(400)円、中高生300(250)円、小学生200(150)円
※( )内は15人以上の団体料金、各種割引料金
※新見市内の小中学生は「こころふれあいパスポート」提示で観覧無料
※「高梁川流域パスポート」提示の小学生は土・日・祝休日に限り観覧無料
- 車でのアクセス
中国自動車道新見ICから約10分
- 公共交通機関でのアクセス
JR新見駅から徒歩約10分
- 駐車場
普通車30台、大型車2台、障害者用1台
- ウェブサイト
- 関連資料
※営業時間や定休日、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。