【2025年】第9回 かみさま夢風鈴

風鈴と神代和紙がゆれる 里山の夏

岡山県の北西部、新見市神郷神代(こうじろ)地域は、中世、伊勢神宮の神領の後、東寺の荘園「新見庄(にいみのしょう)」の中にあり、「たたら製鉄」と「紙漉(かみす)き」が盛んに行なわれていた歴史があります。特に「神代紙(こうじろがみ)」は公事紙に使われるほどの高い品質を誇りました。ところが洋紙の台頭により手漉き技術が途絶える危機に直面。そんな危機感から生まれた「神代和紙保存会」では、地域に受け継がれてきた和紙製造方法を学び後世に残すことを目的に活動を続けています。
風鈴の音色と風に舞う神代和紙短冊で涼空間が広がる8月の「夢すき公園」は、夏の写真映えスポットとしても人気です。涼やかな音色と景色を楽しめます。

【関連イベント】
〇願い短冊
旧暦の七夕にちなみ、神代和紙で制作した色とりどりの短冊に願い事を書き、藤棚下の所定の位置に結ぶ。(無料)
会期終了後には保存会にて保管し、来年1月に神代地区にて行われるとんどにて焚き上げされます。
日時:2025年8月1日(金)~31日(日) 終日

〇かみさま夢灯篭
神代和紙で制作される100基灯ろうが夢すき公園の芝生広場前に設置されます。
日時:2025年8月13日(水)~8月16日(土)
点灯:19:00~21:00

〇ワークショップ「ガラス風鈴づくり」 ※予約不要
日時:2025年8月9日(土)、10日(日) 10:00~15:00
       11日(月・祝)10:00~13:00
会場:夢すき公園 紙の館内「ワークショップラボ」
参加費:1個 1,000円
制作時間:約30分~1時間

〇出店
出店日:2025年8月9日(土)、10日(日)、11日(月・祝)
会場:夢すき公園 紙の館内「ワークショップラボ」
・Orion no Mitsuboshi
 神代和紙や岡山各地の和紙、ベンガラ、石灰といった岡山県内の素材を用いたレジンアクセサリーが販売されます。
・こうじろ和紙屋
 神代和紙フィルターで滝れるコーヒーやアフォガードが販売されます。

※参加者多数の場合はお待ちいただくことがあります。
※展示会場は年中無休ですが、紙の館は水曜日が休館日です。

基本情報

所在地
〒719-3611 岡山県新見市神郷下神代1977-1
電話番号
090-9985-5271(神代和紙保存会)
休業日
年中無休(夢すき公園)
※展示会場は年中無休ですが、紙の館は水曜日が休館日です。
料金
入場無料(実費)
車でのアクセス
中国自動車道新見ICから約15分
公共交通機関でのアクセス
JR備中神代駅からきらめき広場哲西行きバス約5分「門前」下車、徒歩約2分
または、徒歩約30分
駐車場
普通車17台、大型車4台
ウェブサイト

神代和紙保存会 公式サイト

神代和紙保存会 公式Instagram

※営業時間や定休日、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。

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