蒜山の大地が育んだピュアでコクのある『ジャージー乳製品』

日本有数の飼育数を誇る蒜山のジャージー牛

標高550~650mに広がる蒜山(ひるぜん)高原は、岡山県と鳥取県の県境に位置します。高原の澄んだ空気、蒜山三座(ひるぜんさんざ)からの雪解け水、広大な大地に恵まれたこの地では、古くから「大根」、「米」、「牛乳」の農業が盛んに行われ、それらの白い産品を総称して「三白(さんぱく)農業」と呼ばれてきました。
そのひとつである蒜山ジャージー牛乳は、ジャージー種という乳用牛から搾乳したもの。国内で飼育される乳用牛約140万頭のうち、ジャージー牛はわずか1万頭とたいへん希少なものです。イギリスのジャージー島が原産のこの牛が、蒜山に導入されたのは昭和29(1954)年のこと。当時94頭だったジャージー牛は約2000頭にまで増え、全国有数の飼育頭数を誇るまでになりました。一面緑の高原でジャージー牛が草を食む牧歌的な光景は、今では蒜山高原を代表する風景となっています。

フレッシュな味わいをそのままに、安心・安全も一緒に届ける。

まだ陽も昇らぬ早朝から、蒜山各地の牧場で搾られたフレッシュなジャージー牛の生乳が「蒜山酪農農業協同組合」に運ばれてきます。ここには、「生乳加工施設」「乳製品工場」の2つの工場が設けられています。
「生乳加工施設」では国際的に認められた衛生管理方式HACCP(ハサップ)を取得した工場内で、「安心・安全」な牛乳を製造。「乳製品工場」では、チーズ、ヨーグルトが製造され、チーズは殺菌、乳酸発酵、レンネット(牛乳を固める酵素材)の添加、カッティング、箱詰めなど、そのすべてを手作業で行い、本格的な味を追求。またヨーグルトは生乳をそのまま殺菌・発酵し、ジャージー乳本来の味わいを引き出すよう製造しています。
「蒜山で育つジャージー牛のおいしい恵みを届けたい」その思いから、多彩な乳製品が生まれています。

ヨーグルトあり、チーズあり。濃厚な牛乳が奏でるバリエーション

乳脂肪分が高いジャージー牛乳は、バターやヨーグルト、チーズなどの加工品に適した素材でもあります。
代表的な加工品のひとつヨーグルト。上層には濃厚なクリームが、下層には風味豊かなヨーグルトがあり、異なる2層の口溶けと味わいが魅力です。またチーズは、カマンベールのほか、ゴーダチーズ、スモークチーズの3種類のバリエーションで楽しめます。スイーツにも加工され、シュークリームやプリンなど、ジャージー牛乳のコクと風味を生かした商品も人気です。