古民家改造宿「民泊ちとせ」とは?
岡山駅と倉敷駅まで電車で各2駅!
昭和30年代の建物を活かした内装
お宿自慢①葛飾北斎の富嶽三十六景の襖
特にリビングは日本らしい家屋の特徴を見ることができます。葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」が描かれた襖が一番に目を惹きます。写真右側は「床の間」で、本来美術品などを飾るスペースです。そして、和室といえば畳。岡山県倉敷市の会社が取り扱っていている、紙の素材で作られたパルプ畳を採用しています。上下にスライドし、一部がガラスになっている雪見障子も必見です。
日本家屋は限られたスペースで用途に合わせて空間を活用します。こちらのリビングも、日中は家族が団欒する場所、夜は寝室になります。
お宿自慢②伝統的な日本のお風呂、五右衛門風呂
日本の昔ながらの趣を感じられる五右衛門風呂。五右衛門風呂とは、かまどの上に鉄釜を設置し、その上に大きな木桶を取り付けた形状のお風呂です。こちらの古民家でも以前はかまどに薪をくべ、風呂釜の下から直火でお湯を沸かしていましたが、現在は誰でも安全に入れるように鉄釜のみを残しています。
お宿自慢③和装婚で新婦が着用する色打掛
お宿自慢④城跡のお堀を感じる寝室
メインのベッドルームには、クイーンサイズ1台とセミダブル1台があります。お部屋からは庭瀬城跡のお堀を見ることができ、ゆったりとした静かな時間が流れています。薄紫の着物は、着物好きなオーナーの奥様の私物を飾っているそうです。
お宿自慢⑤押し入れを活用した広々としたキッチン
お宿自慢⑥バーベキューもできるお庭
「いつか宿をやりたい」と幼少期からの夢を実現されたオーナーの景山さん。宿の名前は奥様の祖母「ちとせ」から付け、長く愛される宿を目指しています。「民宿ちとせ」が旅の目的地になり、宿泊者の記憶に残る宿になれば、と話してくれました。
立ち寄りスポット紹介①庭瀬城跡
立ち寄りスポット紹介②撫川城跡
「撫川城跡」のそばには、きれいに整備された公園もあります。子連れで宿泊する家族にも、子どもが走り回れる場所が近くにあるのは嬉しいですね。城跡を中心に、江戸時代に岡山藩が整備した官道の1つである庭瀬往来や神社仏閣、旧庭瀬港、常夜灯、道標などが残っており、戦国時代から江戸時代の名残が色濃く残るエリアです。ぜひ散策も楽しんでみてください。
お得情報&まとめ
「民泊ちとせ」にお得に泊まりたい方は、お宿公式Instagramのダイレクトメッセージから直接ご予約を。
お宿があるJR庭瀬駅には今回初めて訪れましたが、岡山の暮らしを垣間見られる素敵なエリアでした。「庭瀬城跡」や「撫川城跡」への散策も新しい岡山を見つけられたような気がしました。地元民に愛されるスーパーで食材を購入し、お宿でクッキング。周辺を散策し、岡山の歴史に触れる。有名観光地だけじゃない岡山の魅力に触れる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
(写真は一部、お宿より提供いただいています)
【民泊ちとせ】
所在地:岡山県岡山市北区庭瀬882-3
TEL:090-5373-1834
駐車場:1台(無料)
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00