昔の面影が残る街並みをゆっくりと走るのも良し、足を止めて歴史をじっくり眺めるのも良し。各地の歴史に触れながら、タイムスリップしたかのような自転車旅を楽しんでください!
白壁となまこ壁をはじめとする伝統的な日本建築の美しさを見られるエリア。このエリアでは、世界的名画を収蔵している大原美術館をはじめ、民芸館、考古館、郷土玩具館など、多くの文化的施設がある。
国産ジーンズ発祥の地・児島は、その技術の高さから今や世界に誇る「ジャパンデニム」の聖地と呼ばれている。旧野﨑家住宅前からの約400mに、児島発のジーンズブランドやカフェ、雑貨屋が並んでいる。
本陣は参勤交代で行き来する大名や公家、幕府役人の宿として機能し、粋をこらした建物は、当時の繁栄を現在に伝える。大名が行き交う姿を、毎年11月第2日曜日に開催される「矢掛の宿場まつり」で再現。
天守が残る日本で唯一の山城。現存12天守のひとつとして有名。例年、秋から初冬にかけて雲海が現れることが多く、備中松山城展望台から眺めるお城はまさに「天空の山城」の名にふさわしい。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みは2020年に日本遺産に認定された。地区全体が宮大工の棟梁たちを招いて統一されたコンセプトの下に建てられた。
保存地区内の家の軒先には、色とりどりの草木染めの「のれん」がかかり、訪れる人々を歓迎。春には雛祭り、秋には勇壮なけんかだんじりの秋祭りが開催されるなど四季を通じて見どころがいっぱい。
旧片上鉄道の吉ヶ原駅舎と操車場のあった場所に作られた公園。実際に使用していた車両(11両)の展示があり、見学が可能。毎月第1日曜日には保存車両の展示運転が行われ、昭和へタイムスリップしたようなレトロな鉄道体験ができる。
広大な敷地に通路を迷路のように複雑に入り組ませた石垣は、高さ10m前後もあり、遠くから見ると何層にも重なり合う雄大さである。春は西日本有数の桜の名所として知られ、「さくら名所百選」にも選ばれている。
大正9年に竣工した市指定重要文化財である旧妹尾銀行林田支店が、アートの発信拠点として生まれ変わった。赤レンガタイルが敷かれた中庭を中心として、神社仏閣を想わせる木造の本館、石造りの金庫棟、赤レンガ倉庫が立ち並ぶ。本館ラウンジに隣接するコーヒースタンドでは各種ドリンク等のテイクアウトすることができる。
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