寒風古窯跡群

さぶかぜこようせきぐん
国指定文化財

寒風古窯跡群は7世紀の飛鳥時代を中心とした約100年間にわたり、須恵器が焼かれていたところです。出土遺物は杯や甕など一般的なものの他に、鴟尾や硯、陶棺があり、焼かれた須恵器が奈良の都からも出土することから、単なる地方窯ではなく、半官窯的な性格をもつ窯であることがうかがえます。史跡内には長さ10メートルを越える窖窯(あながま)が5基確認されています。

出土遺物の製作法は優れていて、吉備地方における須恵器編年の標識にもなっており、学史上に高い価値を有しています。

エリア
備前
カテゴリ
文化財・史跡

基本情報

住所 〒701-4301 岡山県瀬戸内市牛窓町長浜
電話番号 0869-34-5680(公益財団法人 寒風陶芸の里)
公式サイト
交通アクセス(車)岡山ブルーライン瀬戸内ICから車で約10分

※営業時間や定休日、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。

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