新見美術館「現代日本画の煌めき」

にいみびじゅつかん「げんだいにほんがのきらめき」

「日本画」という呼称は開国後の西洋絵画流入を背景に生まれました。国の主導で美術学校や展覧会が創設された明治期、個性を尊んだ大正期、戦時の国粋と戦後の反動を経て、様々な面で国際化が進んだ現在では何をもって日本画と呼ぶのか定義が難しい状況です。戦後、人工岩絵具の開発で色数が増えた一方で、近年では古くから用いられてきた道具や画材が次第に入手困難となっています。また生活スタイルの変化によって床の間や和室が姿を消した結果、掛け軸や屏風といった形状ももはや身近とはいいがたくなりました。それでも描き続けられる現代の「日本画」は、鑑賞する我々にとっては時代を共有しているがゆえに共感しやすく、制作の背景に思いを馳せることもさほど難しくはありません。
本展覧会では、新見を含む中国地方ゆかりの物語や自然を題材にした作品を含む約50点が紹介されます。

基本情報

開催期間 開催終了 2022年11月11日(金)~2023年1月29日(日)
開催時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
開催場所 新見美術館
住所 岡山県新見市西方361
電話番号 0867-72-7851
公式サイト
営業時間9:30~17:00(入館は16:30まで)
定休日月曜日、年末年始(12/27~1/4) ※但し祝日にあたる2023年1月9日(月)は開館
料金一般800(700)円、大学生500(400)円、中高生300(250)円、小学生200(150)円
※()内は各種割引料金
※新見市内の小学生は「こころふれあいパスポート」提示で観覧無料
※「高梁川流域パスポート」提示の小学生は土・日・祝休日に限り観覧無料
交通アクセス(車)中国自動車道新見ICから約7分
交通アクセス(公共)JR新見駅から徒歩約10分
駐車場普通車30台、バス2台
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※日程、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。

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