岡山県立美術館「美と祈り —近現代日本美術にみるキリスト教」
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近現代日美術に息づくキリスト教の精神、美と祈りの軌跡を照らす
16世紀にキリスト教が伝来すると、日本の美術は、さまざまな形でその影響を受けてきました。とりわけ、西欧化を推し進め、キリスト教を解禁した明治以降、キリスト教の受容と日本文化への浸透が進み、キリスト教に関連する美術が生み出されていきました。
同展では、正教徒の山下りんによる聖像画(イコン)をはじめ、クリスチャンとして知られる青木繁や小磯良平らの洋画、舟越保武らの彫刻、長谷川路可や定方塊石らによる日本画、さらには竹久夢二や坂田一男など岡山ゆかりのキリスト者による作品も合わせて紹介されます。信仰に根ざした表現、キリスト教精神への共鳴、そして歴史へのまなざしが織りなす作品群を通して、近現代日本美術史におけるキリスト教の文化的意義を見つめ直すことができます。
【関連イベント】
〇記念講演会「日本のキリスト教美術—聖母像を中心に」 ※事前申込制
日時:2026年1月10日(土) 14:00~15:30
講師:宮下規久朗(神戸大学教授)
会場:2階ホール ※定員210名(要観覧券(半券可))
※参加希望の場合は、公式サイトより申し込みください。(2025年12月2日(火)より受付開始予定。)
〇美術館講座
・「90分で辿るキリスト教美術—その1:西洋編」
日時:2026年1月17日(土) 14:00~15:30
・「90分で辿るキリスト教美術—その2:日本編」
日時:2026年2月21日(土) 14:00~15:30
講師:橋村直樹(同館学芸課長)
会場:地下1階講義室 ※定員70名(先着順、要観覧券(半券可))
〇美術の夕べ 担当学芸員によるフロアレクチャー
日時:2026年1月31日(土)、2月28日(土) 18:00~
講師:橋村直樹
会場:地下1階展示室 ※要観覧券
基本情報
- 開催期間
2026年1月9日(金)~3月1日(日)
- 開催時間
9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
※1月9日(金)は、10:00~
※1月31日(土)・2月28日(土)は、19:00~- 開催場所
岡山県立美術館 地下展示室
- 所在地
- 〒700-0814 岡山県岡山市北区天神町8-48
- 電話番号
- 086-225-4800(岡山県立美術館)
- 休業日
月曜日(ただし、1月12日(月・祝)・2月23日(月・祝)は開館)、1月13日(火)、2月24日(火)
- 料金
一般 1,500(1,200)円、65歳以上 1,300(1,000)円、大学生 500(400)円、高校生以下無料
※学生証や年齢が確認できる証明書の提示が必要
※( )内は20名以上の団体料金※キャンパスメンバ―ズ制度加盟校の学生は無料
※障がい者手帳もしくはミライロIDをお持ちの方とその介護者1名は無料
- 車でのアクセス
山陽自動車道岡山ICから約20分
- 公共交通機関でのアクセス
JR岡山駅から徒歩約15分
または、JR岡山駅から路面電車(東山行き)約5分「城下」下車、徒歩約3分- 駐車場
地下駐車場:44台
※可能な限り公共交通機関を利用ください。- ウェブサイト
- 関連資料
※営業時間や定休日、料金など変更されている場合がありますので、お出かけの際は問い合わせ先にご確認ください。





























