絶対行っておきたい! 有名建築家が手がけた岡山の美術館7選

収蔵品だけでなく建物外観も作品といっても過言でない美術館が、岡山県内に数多くあるのをご存じでしたか? その中から7つをご紹介します!
掲載日:2017年03月31日
  • ライター:おか旅編集部
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1.大原美術館/薬師寺主計(倉敷市)

薬師寺主計(やくしじかずえ)氏の設計。1930(昭和5)年に竣工。倉敷美観地区内にある有隣荘や、元・中国銀行倉敷本町出張所(2016年、大原美術館へ寄贈)も同氏の設計です。

2.高梁市成羽美術館/安藤忠雄(高梁市)

安藤忠雄氏の設計で、1994(平成6)年に竣工。地下1階・地上2階のコンクリート打ち放しの建物で、展示室のほかに流水の庭、レクチャールーム、喫茶室を備えています。

3.奈義町現代美術館/磯崎新(奈義町)

磯崎新氏の設計で、1994(平成6)年に開館。国際的アーティスト4人に巨大作品の制作を依頼し、その作品や全体の空間を作家と磯崎氏が話し合って建造。作品と建物が半永久的に一体化した美術館。

4.倉敷市立美術館/丹下健三(倉敷市)

広島平和記念資料館や東京都庁舎などを手がけた丹下健三氏の設計。1960(昭和35)年に倉敷市庁舎本館として建てられ、新市庁舎建設に伴い1983(昭和58)年に美術館へと生まれ変わりました。

5.林原美術館/前川國男(岡山市)

岡山県庁舎[1957(昭和32)年竣工]と同じ前川國男氏の設計で、1964(昭和39)年に開館。岡山城のすぐそばにあり、一見、近代建築と思えない外観。国立国会図書館本館も同氏の設計。

6.岡山市立オリエント美術館/岡田新一(岡山市)

最高裁判所庁舎や警視庁本部庁舎など多くの公共建築物を手がけた岡田新一氏の設計で、 1979(昭和54)年竣工。古代イラクの神殿を思わせる外観の建物。

7.岡山県立美術館/岡田新一(岡山市)

岡山市立オリエント美術館と同じ岡田新一氏の設計で、1988(昭和63)年に開館。白っぽい花崗岩と黒っぽい磁器タイルをふんだんに使った外観は、岡山城をイメージしたもの。
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