一足先にお花見‼「倉敷千本桜」の河津桜を見に行こう!!

倉敷美観地区の南、入船橋から粒江橋までの約3kmの川沿いに、約1,000本の河津桜が間もなく満開です。サイクリングをしたり、美味しいパンをテイクアウトしてお花見がお勧めです!!
掲載日:2020年02月26日
  • ライター:高杉郁子
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「いりふねの道」

春が近づく頃、倉敷川沿いの「いりふねの道」に沿って、河津桜が見頃を迎えます。
「いりふねの道」は、船倉町の入船橋下流部の親水公園から粒浦の芝生公園までの4kmの堤防を倉敷川西沿いに歩くことができるコースです。河津桜は、このコースの入船橋から粒栄橋までの約3kmに渡り植えられています。倉敷美観地区の高砂橋から倉敷川に沿って歩いていくと、華やかなピンクの桜道が見えてきます。これらの桜は、市民団体「倉敷千本桜の会」が、平成18年~平成20年にかけて植えられたものです。

ピンクの桜道

町中の親水公園の河津桜は、開花が堤防沿いよりも早めです。暖かい日が続くとあっという間に満開を迎え葉桜になってしまうのでお早めに。

倉敷グラウンド・ゴルフ場

県内最大級のグラウンド・ゴルフ場が倉敷川沿いにオープンしました。広さ約1万5千平方メートル。天然芝の「藤」、「梅」、「竹」、「松」と名付けた4コースがあり、いずれも15、25、30、50mのホールを2つずつ備えています。乗用車130台とバス2台の駐車場、休憩室やトイレを備えた管理棟もあります。

つくしもまもなく

土手の草むらには、間もなくつくしの群生も頭を出してくるそうです。

メジロちゃんも

河津桜を見ながらの散歩は、3kmの道のりを感じさせません。
美しい桜の甘い蜜を吸いに、ハチやメジロが飛んでいます。メジロちゃんは、人なれしているようで、かなり近くを飛びながら蜜を吸っています。

川面の河津桜

倉敷川は、高梁川から取水される倉敷用水を水源とし、美観地区を最上流とし、下流は児島湾へと流れる2級河川です。江戸時代には、天領地であった倉敷は、この倉敷川を多くの荷を積んだ船が行きかい、湖畔を中心に物資の集散地として栄えました。

間もなく満開

地元の方のお散歩コースとして、ワンちゃんのお散歩道として、県外からのお花見として、見晴らしの良い桜道は愛されています。

ほんのりピンクの花びら

土手道の桜並木は、障害物が少なく、ロケーション抜群で、写真も撮りやすいです。

人気のパン屋さん「ブーランジェリー Igel(イーゲル)」

桜並木を粒栄橋方向に向かって歩いていると、左手に見える絵画のような看板が目に入ります。倉敷で大人気のパン屋さん、「ブーランジェリー Igel」です。常時200種類の品ぞろえも、並べるたびに売切れていくほどの人気です。オーナーさんは、「お客様に来てもらい、感動してもらえ、また来てみたい気持ちになるようなパン屋さん」を心掛けられています。テイクアウトして、河津桜を見ながらお花見はいかがですか?

こだわりの材料を使ったパン

人気のクロワッサンは、歯ごたえがあり、それでいてもちもち感があってついついたくさん食べてしまいたくなる美味しさです。次の日でもこの感触が変わらず、美味しくいただけました。デニッシュも、季節ごとのフルーツを使ったパンがお店に並びます。岡山県産の桃、マスカットはもちろん、伺った日は、シーズンのイチゴ、ブルーべリーを使った、ケーキのようなパンが並んでいました。美味しいだけでなく、コスパがいいのも人気の秘密です。

人気のバケット

いろんな種類のパンが並ぶ中でも人気なのが、ハード系のバケットだそうです。オーナーさんがこだわり抜いて使う「トラディション」という小麦粉で作られたバケットは、やはり歯ごたえと味が違いました。曲がった形のパンは、イタリア産のアンチョビオリーブとドライトマトが入っていて、新しい感覚で美味しかったです。この日は、売り切れでしたが、カレーパンは絶品だそうです。
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