吉備川上ふれあい漫画美術館 開館30周年記念　富永一朗展～原画を読む～

吉備川上ふれあい漫画美術館の開館30年を記念し、名誉館長で漫画家の富永一朗の展覧会を開催。
富永一朗（1925-2021　京都市生まれ）は、風刺やお色気など幅広い作風で人気を集め、テレビ「お笑いマンガ道場」でも お茶の間を魅了しました。
本展では、代表作『ポンコツおやじ』『チンコロ姐ちゃん』など雑誌連載の原画や川上町のために描かれた色鉛筆原画などを一堂に紹介。

「富永一朗展～原画を読む」の見どころ
☆人気連載漫画『ポンコツおやじ』『チンコロ姐ちゃん』などの原画公開
☆川上町のために描かれた色鉛筆作品
☆漫画美術館の建物随所に描かれたキャラクターの原画
☆人気連載漫画（昭和30年代　漫画サンデー）の資料展示

富永一郎氏プロフィール
1945年台湾の台南師範学校在学中に戦争を体験。復員後大分県の小学校教員経て上京、漫画家となる。
代表作は『ポンコツおやじ』『チンコロ姐ちゃん』など。
1989年から川上町のマンガ文化のまちづくりに協力し、1994年には吉備川上ふれあい漫画美術館名誉館長に就任。晩年は色鉛筆による一コママンガの制作や講演活動などを行い、マンガ文化の振興につとめた。
2021年5月5日永眠。（享年96）