岡山後楽園、初夏だより~街中の癒しの庭園で出会う季節の風景~

外出自粛が解除されてお出かけができるようになりました。季節が夏になり、身体の体力もついていかない方も多いのではないでしょうか?「日本三名園」のひとつ、岡山後楽園の中をお散歩してみると、夏を感じる植物が生き生きと育っていました。暑さをしのぐ涼しげな工夫がされているので、休みながら歩くととてもいい時間が過ごせました。夏の岡山後楽園の見どころを、冷たいスイーツを頂きながらご紹介したいと思います!!
掲載日:2020年06月23日
  • ライター:高杉郁子
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延養亭

春はツツジがきれいな延養亭。藩主が後楽園を訪れた時の居間として、お殿様はここでくつろぎました。建物の前には広い芝生、大きな池「沢の池」、「唯心山」、そして園外の操山が一体となった景色が広がっています。外の景色を借りるので「借景(しゃっけい)」といい、この景色を守るきまりもあります。後楽園の中心的建物です。

花葉の池(かようのいけ)

東には花葉の滝があり、南西岸には、元禄時代初期に巨岩を九十数個に割って運び、元の形に組み上げた「大立石」があります。6~8頃には白いハス「一天四海(通称 大名ハス)」が見頃になります。この時はまだ咲いていませんでした。

花菖蒲畑

一面花菖蒲で、白、紫、ピンク、薄紫など色とりどりに咲いています。花菖蒲園の向こうに見える「流店(りゅうてん)」は、停舎の中に水路を通し、中に美しい色の石を配した、全国でも珍しい建物です。藩主の庭廻りの時の休憩所として使われ、簡素なたたずまいを伝えています。こちらから眺める花菖蒲もきれいです。風も心地よいので、一休みにおすすめです。

美しい花菖蒲

全国からカメラマンが集まる絶景スポットです。花菖蒲園と流店の間の八橋には、カキツバタも植えられています。この組み合わせは、「伊勢物語」の「東下り」にちなんだものです。

見頃のアジサイと花菖蒲

伏流水をくみ上げて作られた水路沿いにアジサイが見頃を迎えています。花菖蒲とアジサイの風景は暑さを忘れさせてくれます。橋や庭石は、見た目の美しさを考えて色々な形をしたものが配置されています。

見頃のアジサイ

水辺沿いのアジサイが見頃です。

さざなみ茶屋

入り口からここまで歩いてくると少しのども乾いてきます。園内順路の中間地点の「さざなみ茶屋」さんで休憩。景色の良い野点席では、お殿様もお気に入りだった景色を眺めながら冷たいお抹茶を頂きました。廣榮堂本店さんの調布を頂きながら、何とも贅沢な気分でした。(調布付き 税込500円)
また店内は、冷暖房完備、後楽園で採れた梅の実で作った梅ジャムソフトクリームもおすすめです。(税込400円)きびだんごのお土産もたくさん売っています。

花交の池

園内を巡ってきた曲水の水は、ここから旭川に戻っていきます。

千入の森

新緑のモミジがきれいです。モミジが約1,000本あります。紅葉の時は園内の絶景スポットのひとつになっています。

初夏しか見れないモミジの新芽

モミジをよく見ると可愛らしいプロペラのようなモミジの新芽が見られます。今の季節の見どころです。

井田とハス畑

井田は、かつて園内に広がっていた田畑のなごりで、中国周時代の田祖法にならい幕末に形作られたものです。2000年の時を経てよみがえった大賀ハスは、6~7月頃が見頃です。この時はまだつぼみでした。

井田と岡山城

井田とハス畑からの岡山城。

福田茶屋

ここまで歩いてくると食べたくなるのが、福田茶屋さんの「濃厚抹茶ミルク ほうじ番茶付き」(税込920円)。ボリューム感たっぷりのかき氷の中にはフルーツがゴロゴロ入っています。中山昇陽堂さんのきびだんごには、あんこも入っていてなんだか得した気分になりました。お土産コーナーには、お茶やきびだんごも販売されています。岡山城を正面に眺めながら、身体もクールダウンできました。

沢の池と水車

園内で一番大きな池の沢の池には、人慣れした大きな鯉がいます。手をたたいただけで近寄ってきます。暑い夏は、日陰の小道を通って、水車を眺めながら帰るのがおすすめです。
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