ユニークで美味しい!備中地域のご当地もなか6選

手土産にすると話題になること間違いなし!
備中地域(岡山県西エリア)で出会った、見た目や材料が特徴的なもなかを紹介します。
掲載日:2021年12月22日
  • ライター:m.k
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雪舟もなか(平川雪舟庵)総社市

水墨画で有名な室町時代の画家・禅僧の雪舟は、少年時代に修行した総社市の宝福寺で柱にくくり付けられて、涙でネズミの絵を描いたことで有名です。
総社市にある明治初年創業の和菓子屋、吉備路菓匠 平川雪舟庵で購入できるのは「雪舟もなか」。
ねずみの形のかわいらしいもなかです。ふんわりとしたもなか皮の中には、あんこがたっぷり。
同じもなか皮を使ったごまサブレとフロランタンも美味しかったです。
ひっくり返すとねずみの姿に早変わり。かわいい!

カブトガニ最中(清月堂)笠岡市

国指定天然記念物「カブトガニ繁殖地」がある笠岡市で手に入るのは、カブトガニ最中です。笠岡市の清月堂で購入することができます。
カブトガニ最中だけでなく、カブトガニ饅頭も店頭にならんでいました。
「生きた化石」と呼ばれるカブトガニの姿がそのままもなかに。泳いでいるようにリアルですね。
ひっくり返すと、裏面も細やかに表現されていました。中は自家製の白餡。しっとりとしたやさしい味わいです。

備中神楽面最中(三宅製菓)高梁市

高梁市成羽は、備中地域に広く伝わる「備中神楽」発祥の地。国の重要無形民俗文化財「備中神楽」のお面をモチーフにした「備中神楽面最中」は、高梁市成羽にある三宅製菓で購入できます。
備中神楽で活躍する素戔嗚命(すさのおのみこと:左)、希稲田姫(くしいなだひめ:下)、建御名方命(たけみなかたのみこと:右)、思兼命(おもいがねのみこと:上)という4人の神様がもなかに。
見た目もさることながら、ずっしりとした大きめのもなかは食べごたえ抜群!

大山名人もなか(文近堂)倉敷市

倉敷市高須賀にある文近堂の銘菓「大山名人もなか」は、倉敷市出身の棋士・大山康晴名人にちなんで作られた、将棋の駒の形をしたもなか。
実際の将棋の駒よりもずいぶんと大きいです。中の粒餡は小豆のほくほく感が楽しめました。
大山名人が字を手掛けた実物の駒をモデルにした「大山名人駒らくがん」もありました。こちらはより将棋の駒に近い見た目となっています。

藤の花最中(嶋屋製菓栄堂)倉敷市 

倉敷市水島にある嶋屋製菓栄堂で手に入るのは、倉敷市の市花として親しまれる藤の花が形どられた「藤の花最中」。
裏面には繊細に「藤の花」と書かれていました。中は上品な味わいの白餡です。
実はこちらのもなかの皮は、3Dプリンターで作られた焼き型で形作られています。
3Dプリンターの技術を駆使し、「ロケット最中」や「くるま最中」も誕生しています。

うどんのバチ入り ひんやりもなか(パティスリー・シエル)浅口市

浅口市鴨方にある洋菓子店パティスリー・シエルで購入できるのは、うどんのバチが入ったもなかアイス「ひんやり生もなか」。小豆とバニラが選べます。
浅口市鴨方は手延べ麺の産地。バチとは手延べ麺を作るときに出る、麺の切れ端のことです。半分に切ってみると、バチが入っていることがよくわかりました。
アイスよりもバチの方が固いので、食感の違いが楽しめます。凍ったままアイスとして食べるほか、半解凍、全解凍しムース状で食べるのもおすすめです。
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