自家製づくしの担々麺!「ブラザー軒」
旅のスタートは、県内のラーメン通にはその名が知られている担々麺の名店「ブラザー軒」。
山椒は手挽き、芝麻醤(チーマージャン)やラー油、麺も自家製と、すべてに手間を惜しまない本格派です。
辛さと痺れは0〜3段階(4段階)あります。子どもたちは「辛0・痺0」、大人は自分の好きなバリエーションが選べるので、ファミリーで訪れるのにも嬉しい仕様。
今回、筆者がいただいたのは「四川担々麺」。他のメニューは「担々麺」「つけ担々麺」と全3種の潔さです!
モチッとした食感とコシもしっかりと感じられる麺に絡むスープと具材の相性が抜群で、辛さと痺れと甘さのハーモニーに舌鼓。暑さを吹き飛ばす、クセになる美味しさでした!
ちなみにこちらのお店、2025年1月刊行の『岡山ラーメン本2025』に掲載された名店でもあり、スタンプラリー「岡山ラーメン札」も置かれるほどの注目店となっています。
営業日は土〜月曜日の週3日間と限られている為、計画を立てて訪れるのが吉。筆者もまた機会を見つけて全種コンプリートを目指したいと思います!
【担々麺のお店 ブラザー軒】
所在地:岡山県真庭市蒜山下福田72-131
TEL:070-3102-1298
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30)
定休日:火~金曜日
駐車場:あり
名水で作るふわふわ氷「塩釜堂」
続いては、「ブラザー軒」から目と鼻の先、日本名水百選「塩釜冷泉」の水で作るかき氷が評判の「塩釜堂」へ。
氷はきめ細かくふわふわで、口に入れた瞬間すっと消えるやさしい口どけ。おすすめは岡山県産の白桃をたっぷり使った「ピーチ&ピーチ」。果実の甘みと香りが、蒜山の夏空の下で格別に感じられます。
ほかにも「抹茶&あずき」や「マンゴー&マンゴー」など、カラフルで映えるメニューが揃い、迷うのも楽しいひととき。ウッドデッキ席では、小川のせせらぎと木漏れ日が涼を運びます。
さらに、隣接する「ひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジ」には、テントサイトやグランピング施設、川遊びエリアも整備されています。
名水の流れる自然豊かな環境で、日帰りカフェ利用はもちろん、宿泊して満天の星空や朝の冷泉散歩を楽しむことも可能。食後にキャンプ場を覗いてみるのもおすすめです。
【塩釜堂】
所在地:岡山県真庭市蒜山下福田27-50(ひるぜん塩釜キャンピングヴィレッジ内)
TEL:0867-66-3959
営業時間:10:00~16:00
定休日:冬季休業
駐車場:あり
濃厚ミルク&ひまわり畑を堪能「ひるぜんジャージーランド」
次の目的地は、蒜山高原を代表する観光スポット「ひるぜんジャージーランド」。
広大な牧場に放牧されたジャージー牛を眺めながらいただくソフトクリームは、濃厚でクリーミーなのに後味はさっぱり。
売店ではジャージー牛乳やチーズ、ヨーグルトなどのお土産も充実。時間があれば、乳しぼり体験やバター作りをするのもおすすめです。
そして、この時期には夏限定の絶景スポット「ひまわり畑」が広がります。
約8万本のひまわりが咲き誇り、見頃は7月下旬から8月上旬。背後には蒜山三座がそびえ、黄金色と深緑、天気が良ければ青空とのコントラストが広がります。
子どもたちは迷路のような花の中を駆け回り、大人はカメラを手放せません。自然の中で過ごす時間は、家族の夏の思い出を鮮やかに彩ります。
【ひるぜんジャージーランド】
所在地:岡山県真庭市蒜山中福田956-222
TEL:0867-66-7011
営業時間:9:30~16:30
定休日:1月1日、1・2月の火・水曜日
駐車場:あり
親子で楽しむ真庭の夏
真庭・蒜山の夏は“うま辛”と“ひんやり”、そして爽快な景色がセットになった贅沢な時間です。今回巡ったスポットは車移動が便利。米子自動車道・蒜山ICから各店までは約10〜20分の圏内です。
スポット間の移動は、いずれも5〜15分程度。標高500mの蒜山高原で涼を感じながら、食も景色も楽しめます。親子連れでも無理なく回れるコースで、夏休みの一日を特別な思い出に。
その他にも、真庭には親子で楽しめるおすすめスポット&イベントがいっぱい! ぜひ、こちらも参考にして自分なりの旅のプランを考えてみてはいかがでしょうか?