「鬼は外~」だけじゃない!? 一年の無病息災を願う岡山の節分イベント4選

立春が一年の始めとされる旧暦に則って、無病息災を願い2月初旬(立春前日)に行われる岡山の節分イベントをご紹介。「鬼は外、福は内」じゃない、ちょっと変わった掛け声の豆まきや、有名タレントが来場するイベント、豪華景品の当たる催しもあり!
掲載日:2018年01月29日
  • ライター:おか旅編集部
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最上稲荷(岡山市)

今から約1200年前に報恩大師によって開かれた神仏習合の形態が残るお寺です。参道入口の大鳥居は高さ27.5m、柱の直径4.6mの巨大なもので、その存在感は圧倒的。2018年2月3日(土)には開運厄除けの祈祷の後に「節分豆まき式」が行われ、長さ85メートルの結界廊から総勢 750人の福男福女が、「福は内、福は内」の掛け声とともに10万袋の福豆を投じます。毎年話題の吉例ゲストには、筧美和子、スギちゃん、夏川あざみが登場!

宗忠神社(岡山市)

黒住教の教祖・黒住宗忠の生誕地である岡山市北区上中野にある宗忠神社は、学徳向上、家内円満、病気平癒、事業繁栄の開運の神様として知られています。2018年2月3日(土)に行われる「節分祭」は、世の繁栄を祈り、人々の厄難を祓って、心身健全、開運長久を願う伝統の祭り。当日は節分らしく、福まめ入りの餅まきが盛大に行われます。こちらの掛け声は、鬼にも福が授かるようにとの想いから「鬼は内、福は内」。

吉備津彦神社(岡山市)

平安時代より、邪気を祓い安らかな春を迎えるため、立春の前日である節分の日に行われている行事です。吉備津彦神社では2018年2月3日(土)、「節分祭」の祭典後に豆まきがあります。当日は、倉敷市茶屋町から約200年受け継がれてきた民族文化である「鬼」もやって来て、祭りを盛り上げます。

由加神社本宮(倉敷市)

厄除けの総本山として知られる、二千有余年の歴史を持つ神仏混淆の神社です。こちらには、児島地方に住んでいた阿黒羅王という鬼を坂上田村麻呂が討伐した際、鬼の霊が75匹の白狐に変わり、由加大権現の眷属として庶民を助ける神様となったという言い伝えが残っています。豆まきの掛け声は、既にここに鬼はいないため「福は内」だけ。2018年は2月3日(土)に、節分豆まき式が行われます。
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