予備知識「横穴式石室」「群集墳」
・古墳時代の後期になると、墳丘そのものは規模が小さくなる半面、石室は大きな石を用いた精緻なものへと発展していきます。また、ひとつの山や丘陵に集中的に墳墓を築いて「群集墳」を形成することがあります。
・牛窓オリーブ園のある丘陵一帯に広がる「阿弥陀山古墳群(あみだやまこふんぐん)」では、これまでの調査で57基にも及ぶ古墳が確認されていて、それぞれに1号~57号まで番号が付与されています。
【大切なお知らせ】
記事で紹介するすべての古墳について、危険ですので石室の中には入らないでください。石室の見学は開口部の外から中をのぞき見る程度にとどめておきましょう。また、ロープが張られている場合は、それより中へ立ち入らないでください。安全のため、ご理解のほどよろしくお願いします。
「阿弥陀山39号墳」
まずは、園の入口ゲート付近にあるのが「阿弥陀山39号墳」です。案内看板の背後で小さな円墳がポッカリと口を開けていて、まるで古墳がお出迎えをしてくれているみたいです。
「阿弥陀山38号墳」
「阿弥陀山37号墳」
「阿弥陀山46号墳」
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「阿弥陀山55号墳」
「阿弥陀山56号墳」
まとめ
尚、今回紹介した以外にも園内には多くの古墳があるのですが、草木に覆われて撮影できないものがいくつもありました。これから草木が大きく成長する季節なので、今回紹介した古墳でも夏季には見学が困難になる可能性があります。その際は無理をせず「秋にまた来よう!」くらいの気持ちで、安全を最優先で楽しんでくださいね。