ハレいろ・サイクリングOKAYAMA
ここで紹介されているサイクリングコースはどれも魅力的。車でやってきて、スポーツサイクルに乗り換えてコースを走る方が多いようですが、今回は誰でも楽しめるよう近場のレンタサイクルを駆使してサイクリングコースを堪能してみようと思います。
備中ぐるり歴史探訪ルート
コースには要所要所で写真のような道路表示があるので、ガイドにしながら走ることができます。
レンタサイクルの紹介
今回は山を走るルートになるので電動アシスト付き自転車をお借りしました。街乗りで一日乗れるくらいの電池量はあるとの事でしたが、山を走るときは電池量を多めに消費するため、節約しながら使ってくださいとのこと。実際乗ってみると通常の自転車と違い、漕ぎ出しにかなりのアシストをしてくれるので、山でもスイスイ。これは凄い。言われた通り山での電池消費量は多かったので、長距離乗る場合は平地では電源オフが良いように思いました。
コースの見どころ①木山捷平生家
コースの見どころ②旧矢掛本陣石井家住宅
本陣は参勤交代で江戸と国もとを行き来する大名や公家、幕府役人の宿として作られているため、建物は当時の建築の中でも特に力を入れて作られているものが多いそうです。江戸時代に作られた貴重な建物で、当時ここを訪れた人たちの息吹を感じてみてください。
コースの見どころ③中世夢が原
コースの見どころ④神楽民俗伝承館
「備中地方では、古く(中世の頃)から神事を中心とした神楽が行われていました。しかし、それは人々の娯楽的な欲求を満たすものではありませんでした。そこで、江戸時代の後期に国学を学んでいた神官・西林国橋(1764~1828)が、「古事記」や「日本書紀」の中から『天の岩戸開き』『オオクニヌシのミコトの国譲り』と『スサノオのミコトの大蛇退治』といった三編の神話を芸能性の高い神能、神代神楽を再編成して伝わってきたのが備中神楽です。日本の神話を知って神楽を観ると、よりその面白さがわかります。「中世夢が原」ではゴールデンウィークのイベントとして、毎年5月3日と5日に備中神楽を行います。他にも9月の第2土曜日に「中世夢が原大神楽」という本格的な神楽イベントも行っています」とのこと。
「神楽民俗伝承館」には神様のお面が沢山飾られていました。確かに知ってから神楽を見るとより楽しめそうです。本格的な「備中神楽」が見られる機会は年に3日。見逃せないですね!
休憩スポット「星の郷青空市」
「川上食堂乃中華そば」をチョイス。美星町の懐石料理店「喜楽別亭」が、1950年代に店主のおじいさまが創業した「川上食堂」で愛された味を復刻。それを提供しているそうです。蕎麦屋で手打ちそばを食べないのかと突っ込みを受けそうですが、岡山と言えば「中華そば」。個人的に見かけたら食べちゃうくらい好きなんです。「川上食堂乃中華そば」は800円。上品で素朴な味わいで美味しかったです。
【手打ちそば青空】
所在地:岡山県井原市美星町西水砂45-1
TEL:086-687-3757
営業時間:11:00 ~ 14:00
定休日:火曜日
駐車場:あり(星の郷青空市の駐車場利用)
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コースの見どころ⑤「鬼ヶ嶽」
まとめ
次回は【後編】として倉敷市からゴールの笠岡市まで走り抜けます。歴史と絶景の旅。次回もお楽しみに。