この時季じゃないと見られない! 岡山の絶景冬景色7選

白い雪に覆われた水墨画のような景色や、自然の作り出す美しい光景に出会える冬。この季節に見ておきたい、岡山の絶景スポットをご紹介。
掲載日:2018年02月09日
  • ライター:おか旅編集部
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蒜山高原(真庭市)

岡山県の北西部・鳥取県境に沿って連なる蒜山三座(上蒜山、中蒜山、下蒜山)を望む高原リゾート地。青々とした牧草地でジャージー牛が草を食む夏の光景が有名ですが、白銀の世界が広がる冬も美しく、休暇村に隣接する白樺の丘からは雪化粧した蒜山三座が白樺越しに望めます。

湯原温泉 砂湯(真庭市)

湯原温泉郷のシンボルともいえる、湯原ダムをバックに入れる混浴露天風呂です。ダムの足元で湧く温泉を岩で囲い、24時間入れる巨大な無料露天風呂として開放されています。雪の季節は周囲の木々だけでなく、ダムや河原が白い雪で覆われ、水墨画のような景色の中で雪見風呂が楽しめます。

那岐山(奈義町)

氷ノ山後山那岐山国定公園に指定されている中国山地の秀峰です。頂上からの眺めは遮るもののない360度の大パノラマ。天気の良い日には西には大山、東に氷ノ山、北には日本海、南には遠く四国の山々まで見渡すことができます。霧の粒が木の枝についてできる霧氷は、まるで小さな白い花のようで、青空とのコントラストもきれいです。撮影/前原時夫

恩原湖(鏡野町)

標高700mの恩原高原の東部にある、周囲4.5kmの湖です。寒さ厳しい冬には湖面が凍り、直径5~6メートルから30メートルほどの円模様・氷紋が現れることがあります。凍てついた湖面に青みがかった大小の白い氷の渦巻き模様が無数に現れる様はとても神秘的です。

岩井滝(鏡野町)

岡山県最北端の滝で、流れ落ちる水を裏側から眺められることから“裏見の滝”と呼ばれています。冬には滝の水が凍り、大人の身長より高い圧巻の氷瀑が現れます。冬季は積雪で進入禁止になりますが、雪の中を歩いて氷瀑を見に行くことができる案内人付きの「岩井滝スノーシューハイク」が行われています(かがみのツーリズム研究会 TEL 0868-54-7655)。

後山(美作市)

美作市と兵庫県宍粟市にまたがる後山は、岡山県下最高峰の1345m。かつて修験道の中心地であったことから、現在でも女人禁制の修験場が残る霊山です。山頂近くの稜線からは雪を冠した周囲の山々と樹氷を共に見ることができます。

岡山後楽園(岡山市)

温暖な気候の岡山県ですが、市街地でも年に数回雪が積もることがあります。そんな日にぜひ観ておきたいのが、岡山市内中心部にある岡山後楽園の雪景色です。芝や木々、亭舎の屋根に積もった雪が、いつもとは異なる凛とした雰囲気を漂わせています。
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