ベンガラ色の町並み「吹屋ふるさと村」

標高550mの山あいに、格子や堀などすべてがベンガラ色で統一された町家が軒を連ねる「ふるさと吹屋村」。江戸時代から明治にかけて鉱山の地として栄えた吹屋で古き時代へタイムスリップしてみませんか。

国の重要文化財「旧片山家住宅」

1759年の創業以来200年余にわたって吹屋弁柄の製造に携わった旧片山家住宅。その家屋は弁柄屋としての店構えを残す主屋とともに、弁柄製造にかかわる付属屋が立ち並ぶ「近世弁柄商家の典型」として、国の重要文化財にも指定されています。腰高格子になまこ壁で仕上げた外観、銘木をふんだんに用いた座敷、弁柄蔵など多くの見どころがあります。

映画のロケ地にもなった「広兼邸」

江戸時代後期に小泉銅山とローハ(硫酸鉄)の製造を営み、富を築きあげた大野呂の庄屋・広兼氏の楼門づくりの邸宅。城郭にも劣らない堂々たる石垣は、200年以上の時を経た今も変わらず当時の富豪ぶりをたたえています。映画「八つ墓村」のロケ地になったことでも有名です。

冒険心をそそる神秘的な銅山の坑道「笹畝坑道」

江戸時代から大正時代まで、吉岡(吹屋)は日本三大銅山と言われるほど黄銅鉱、硫化鉄鉱が採掘されていた銅産地。1978年に復元され、坑内を見学できるようになっています。坑道はアップダウンの変化も多く、ヘルメットを装着して進むので冒険心をそそります。年中15度前後と天然のエアコンが効いており、一部はアルコール飲料の長期熟成にも使用されています。

ベンガラ絵の具を使った「ベンガラ染め体験」

吹屋案内所・下町ふらっとでは、ベンガラ型染めや泥染め体験ができます。体験時間は15分からで、当日持ち帰りも可能なので、世界に一つだけのお土産が作れます。ベンガラ顔料を呉汁(柔らかくした大豆をすり潰したもの)で溶いて染色液を作り、布に染色液を揉み込ませて乾かすと、ほんのり朱く色づきます。