笠岡市立カブトガニ博物館はカブトガニと恐竜たちの世界だった
昨年末にテレビでも取り上げられた「カブトガニ」について調査してきました。カブトガニは赤道付近の暖かい海域で多く生息しており、笠岡市は「カブトガニ繁殖地」としては日本の北限、東限に位置します。世界で唯一のカブトガニ博物館やカブトガニの形をしたお菓子など、カブトガニを探しながら笠岡を巡ってみましょう。
- ライター
- 髙田美津子
- 掲載日
- 2024年1月25日
目次

カブトガニってなに?
カブトガニは甲殻類ではなく、クモやサソリに近い生き物です。今の形になったのは約2億年前。恐竜がいた時代です!生きているカブトガニや何億年も前の化石を見たら、恐竜の時代にタイムスリップしたような気分になります。
実はカブトガニは絶滅危惧種として指定されています。今回訪れた「笠岡市立カブトガニ博物館」周辺の干潟にはカブトガニが生息していますが、見つけてもそっと見守ってあげましょう。
世界にここだけ!カブトガニ博物館
スタンプラリーとぬりえ
カブトガニの赤ちゃんを放流するイベント
博物館は、カブトガニを保護する場所でもあります。この産卵池は、水路で海と繋がっているため、潮の満ち引きがあります。潮が満ちてくると砂浜に産卵し、すぐ隣の建物では、孵化した赤ちゃんのカブトガニをお世話しています。
7月には、一般募集したお客さんと一緒に赤ちゃんカブトガニを放流する行事が開催されます。県外からも参加可能ですので、公式サイトをチェックしておきましょう。
赤ちゃんカブトガニに出会えるかも
この日は、7~8cmほどの小さなカブトガニ(孵化して3年ほどの幼生)も見ることができました。潮の流れがないので、コケがついてしまっているそうです。4~6月頃、運がよければ、赤ちゃんカブトガニにも会えるかも!?
生きているカブトガニ
①カブトガニシアター
②カブトガニ百科
③専門的で大人も楽しめるパネル展示
④タッチコーナー
⑤クイズコーナー
ダイノスロープ
頭上には中生代を代表する恐竜たちが展示されています。恐竜好きのお子さんは大興奮間違いなしです。館内は少し暗いので、集中力が高まります。ナイトミュージアムみたいで楽しい!
実際に夜に明かりを消して、懐中電灯だけで館内をまわるナイトミュージアムを開催したこともあるそうです。
カブトガニを探せ①
カブトガニを探せ②
カブトガニを探せ③
ぬりえコーナー
展望デッキ
お土産におすすめ!オリジナルグッズ
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施設詳細
所在地:岡山県笠岡市横島1946-2
TEL:0865-67-2477
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合はその翌日)、祝日の翌日、年末年始
※詳細は、公式サイト「休館日」でご確認ください
ベビーカー:OK(貸出2台あり)
オムツ替えスペース:あり
街の中のカブトガニを探そう!①恐竜公園
街の中のカブトガニを探そう!②笠岡駅
街の中のカブトガニを探そう!③かぶとがにまんじゅう
1793年創業、老舗和洋菓子店の玉利軒では、カブトガニをかたどった「かぶとがにまんじゅう」や「かぶとがに最中」、「かぶとがに煎餅」を販売しています。カブトガニの血液が薄い青色になることから、餡は抹茶のこしあんで作られています。
玉利軒は、「かさおかブランド」に認定されているので、笠岡のお土産にもおすすめです。
写真左:かぶとがにまんじゅう(特大)2,100円(税込)/1つ
写真右:かぶとがにまんじゅう(中)330円(税込)/1つ
かぶとがにまんじゅうは、特大、中、小と3つのサイズがあります。可愛い!
かぶとがにまんじゅう(中)330円(税込)/(小)140円(税込)
玉利軒
所在地:岡山県笠岡市中央町19-4
TEL:0865-62-3584
開館時間:8:30~19:00
定休日:公式サイトをご確認ください
紹介した場所(地図)
- 笠岡市立カブトガニ博物館
- 恐竜公園
- 笠岡駅
- 玉利軒
- 道の駅笠岡ベイファーム
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