①100人以上の作品がずらり。「備前焼伝統産業会館」
岡山県備前焼陶友会会員の作家や窯元が生み出した新作を一堂に集めて展示販売しています。その数はなんと、4000点以上!
一度にこんなにたくさんの備前焼が見られるのは他にはない!?自分の好みの作品や作家がきっと見つかりますよ。
週替りのギャラリーや土ひねりスペースも
また土・日・祝日のみ土ひねり体験も実施中。興味のある方は事前に予約の上で自分だけの備前焼づくりにチャレンジしてみては?
②直感的にほしい!作品に出会える「陶吉(とうきち)」
人間国宝の作品をはじめ、バラエティ豊かな作品を生み出す陶吉専属作家、さらに、個性が光る若手作家たちの作品が、作家名を伏せた状態で販売されています。
ひとつずつ、手に取りたくなるマグカップ
ひとつずつ手にとって、しっくりと馴染むものをさがしてみるのも楽しいですよ。
旅のお土産にぴったりな豆皿
備前焼は、土の種類や焼き方ひとつで、どれも異なる表情になるのが特徴です。深みのある色合い、風合いに目移りしてしまいそう…。
③あの有名作家作品も。ギャラリーのような「陶玄堂(とうげんどう)」
土味に定評のある金重家、個性的な造形で魅せる伊勢崎家、全国にファンの多い隠崎隆一さんといった名だたる作家作品を多数取り扱われています。
その充実した所蔵を知って、美術館から借りたいという依頼が入ることも…。
日常使いの器も充実
写真の湯呑みは、高力芳照さんの作品。水玉模様にも見えるヒダスキの焼き色がなんとも愛らしいですよね。小ぶりで清楚なお茶碗は泉裕理さんの作品。どちらも女性への贈り物としてもぴったりです。
④テーブルをぐっと華やかにする器なら「里房(りほう)」
テーブル全体をイメージし、コーディネートされたディスプレイが目を引く華やかさ。「この器はこうやって使えば良いんだ!」と想像がどんどん捗り、料理やスイーツが好きな人にはうってつけのお店です。
センスと気遣いが光る備前焼コーデに注目
伊部の街を観光に来たなら、ぜひとも立ち寄りたいお店の一つです。
⑤若手作家の活動を応援!「かどや」
今は建物をそのまま利用して、備前焼の店として営業中。川端文男さんや柴岡信義さん、横山直樹さんなど、人との縁で知り合った作家さんの作品を展示しています。
若手作家が期間限定で入れ替わるスペースが
写真は、山村富貴子さんの猫をモチーフにした備前焼の花入や皿。柔らかいフォルムや色合いも相まって、あまりの愛らしさに抱きしめたくなるほど。こんな備前焼があるなんて…。猫派でも、そうでなくてもたまらない作品です。
「備前焼の良さをもっと広められるなら」と取材を快諾してくださった優しいご夫婦がお出迎えしてくれますよ。ぜひ一度、足を運んでみてください。
「かどや」
所在地:備前市伊部1545-1
TEL:0869-64-2010
営業時間:9:00〜17:00
定休日:不定休
かわいい備前焼ガチャもあり
ワンコインの500円で気軽にチャレンジ。何が出るかお楽しみ、な遊び心あふれる仕掛けです。