おうちで本格!倉敷名物“ぶっかけふるいち”のぶっかけうどんを作ってみた

地元民であれば誰でも知っている、倉敷うどん「ぶっかけ」(株式会社ふるいち)。
おうち時間の需要により、自宅でできる手打ちうどんセットがネット販売されています。うどんをこねるところから始める、本格うどんを作ってみました!
掲載日:2022年02月28日
  • ライター:山下香
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おうちでぶっかけうどん手づくりキット

ネットで限定販売している「おうちでぶっかけうどん手づくりキット(3人前)」2,400円(税込・送料別)。
注文してから約1週間くらいで届きました。要冷凍で、作る前日に冷蔵庫で自然解凍させる必要があります。
箱の中身は以下の通りです。

・めん棒(まるぶのマーク入り)
・うどんの生地
・ぶっかけうどんのたれ
・てんかす
・きざみのり
・ごま
・打ち粉
・ビニールシート
・作り方ロードマップ

本格的なうどんの生地に驚き…!こんなにコンパクトなのに3人前もあるなんて…。うどんの生地は当日の打つ1時間前に冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう!まるぶのマーク入りめん棒はなんだかレアですね。記念品になりそうです。

1.うどんの生地をこねる

常温に戻した生地は袋から出してこねます!子どもの出番です。目指すは現状の2倍の大きさ。まな板の上にラップを敷いて、その上でしっかりと生地を伸ばしていきましょう。

2.伸ばした生地を折りたたむ

なんとなく2倍に伸びたところで、次に生地を上、下、左、右の順番に折りたたんでいきましょう。子どもだけだと難しいので、一緒に折っていきます。
今度は角を内側に折っていき、真ん中で合わせるように折っていきます。真ん中のつぎ目部分を押さえて空気を出しておきましょう。ここの工程はちょっと難しいため、大人がやります。できたら袋に戻して常温で30分寝かしましょう!
生地を30分寝かせたら、シートを引いて打ち粉をふります。シートだけだと滑って余分な力がかかってしまうため、角をテープで止めておきましょう!(※意外とここ大事です)そこへ生地をのせて、再び2倍の大きさまで伸ばしていきます。
なんとなく2倍の大きさまで伸ばせたら、打ち粉を生地の上にふります。ここでめん棒登場!生地の真ん中から外側へ向けて、なるべく四角になるようにめん棒で伸ばしていきます。伸ばしてもびよーんと戻ってくるため、根気よく伸ばしましょう~!ここは大人の男の仕事です。(笑)
さらに打ち粉をふって生地をめん棒に巻きつけながら、3mmくらいの厚みになるまで伸ばします。角度を変えて繰り返しましょう。この時点で「美味しいうどんって手間暇かかるんだな…」とうどん屋さんのありがたみを感じていました。手打ちうどんの労力は計り知れない…!

4.生地を切ってうどんにする

伸ばした生地の両面に打ち粉をふり、くねくねと「びょうぶたたみ」にします。ここで両面に打ち粉をまぶしておかないと、切るときに生地がくっついて麺が折れてしまうので注意しましょう!包丁で大体3~4mm幅に切っていきます。太さを均一に切るのは至難の業…!
余分な粉を落としてお皿にならべます。うどんの完成です。ここまでくると達成感がありました…!太さがまばらで手作り感あふれる仕上がりに。

5.うどんを茹でる

たっぷりのお湯を沸騰させて、うどんをほぐしながら投入します。そのままだとうどんが引っ付いてしまうため、投入前にある程度ほぐしておきましょう。数回かきまわして、約12~13分茹でます。まばらになったうどんの太さが露呈される瞬間です…。

6.ぶっかけうどんを完成させる

茹であがったうどんは冷水でよく洗って、うどんの表面のぬめりをとりましょう。冷水で洗えばうどんがキュッと締まりコシを生み、ぬめりをとるとツルッとした仕上がりに。水気をよくきって器に振り分けましょう。付いている「うどんのたれ」と「てんかす・きざみのり・ごま」をのせて、お好みでワサビや生姜を添えたら完成です!!

頑張って作ったうどんは何倍も美味しい!

まばらだったうどんの太さも、食べてしまえば気にならないくらい本当に美味しかったです。お店の味そのもの!当日にかかった時間は2時間くらい。お昼に食べようと思ったら10時くらいから始めるのがちょうどいいかもしれません。今回、手打ちうどんの手間暇や労力を身をもって感じ、いつも美味しいうどんを提供してくれる「倉敷うどん ぶっかけふるいち」さんに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、協力しながら家族で成し遂げたおうち時間は、紛れもなくかけがえのない時間として残るでしょう…♪
お店の味をおうちで、家族で作るところから楽しんでみてください。

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