【親子で歩く城下町】石火矢町ふるさと村周辺をぶらり散歩旅

高梁市にある石火矢町ふるさと村は、白壁の長屋門や土塀が続く武家屋敷の町。有名な映画「男はつらいよ」シリーズで注目が集まったスポットです♪まるでタイムスリップしたかのような世界観を親子で楽しんできました!
掲載日:2023年03月27日
  • ライター:山下香
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武家屋敷 旧埴原家(きゅうはいばらけ)

武家屋敷 旧埴原家(きゅうはいばらけ)は、江戸時代中期の建築物で、番頭役などを勤めた上級武士が住んでいた家です。寺院建築や数寄屋造りの要素を取り入れた珍しい造りで、市の重要文化財に指定されています。たくさんの部屋の数に驚きつつ、歴史を感じる家具や備品を眺めていると、当時の暮らしが垣間見えるようでした。
子どもにとってこのような家の造りは新鮮で、「あれはなに?」「これはなに?」「こんなところ(縁側)いいなぁ」など、目を輝かせながら武家屋敷を楽しんでいました。

所在地:高梁市石火矢町27

武家屋敷 旧折井家(きゅうおりいけ)

武家屋敷 旧折井家(きゅうおりいけ)は、江戸時代後期の建築物で、当時160石の馬回り役を勤めた武士が住んでいた家です。旧埴原家よりは少しこじんまりした印象ですが、中庭の池や庭石、踏み石などはほぼ昔のままだそうです。
旧折井家には、当時の武士やその家族などの等身大の人形がいます。入るなりお辞儀をしてくれる武士に、子どもはかなり驚いていました。(笑)
奥座敷にも食事をしているような雰囲気で人形が3人座っており、当時の風景を演出しています。

所在地:高梁市石火矢町23-2

備中松山城 御根小屋跡(おねごやあと)

備中松山城のある臥牛山のふもとにある御根小屋跡(おねごやあと)は、江戸時代に、備中松山藩主が日常生活を送っていた屋敷の遺構です。立派な石垣につい見惚れてしまいます。
現在は、岡山県立高梁高等学校用地となっており、休日には部活動に勤しむ生徒たちの元気な声が聞こえてきます。御根小屋跡は高梁観光百選にも選ばれており、角川映画「バッテリー」のロケ地になったことでも有名です。

所在地:高梁市内山下53-1
高梁に来たなら行っておきたいのが蛭子神社(えびすじんじゃ)。高梁市に全部で7ヵ所あるため、七恵比寿と呼ばれています。商売繁盛の神様です。今度高梁に来たときは、七恵比寿を巡る旅をしてみたいですね。

所在地:高梁市内山下152

手打ちそば方谷庵

高梁市観光駐車場内にある「手打ちそば方谷庵」。休日には外で列を成すほどの人気店です。店内にはたくさんの神楽面が飾られており、その迫力に子どもは目を奪われます。お店の方が「神楽面っていうんだよ〜」と親切に話しかけてくださり、目を輝かせて話を聞いていた子どもの姿が印象的でした。
手打ちそば方谷庵では、北海道のブランドそばである「幌加内そば」を使用しており、とっても風味豊かな十割そばをいただけます。マイタケの天ぷらは筆者イチ押しです。出汁も美味しいので、食後のそば湯も美味しくいただけました。

なお、高梁市観光駐車場を利用した人は、手打ちそば方谷庵で食事をすれば1時間分の料金を無料にしてもらえます。食事後、駐車券をレジの方に提示しましょう。

所在地:高梁市下町145

家族で石火矢町ふるさと村周辺を散歩しよう

たくさんの古き良き歴史に触れられる高梁市。石火矢町ふるさと村周辺は、映画のロケ地に選ばれるほどの素敵な風情があります。石火矢町ふるさと村ののどかな雰囲気で、歴史に触れる散歩旅に出かけてみませんか?
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