町並み

風情ある当時の面影が残る町を散策!

レトロモダンな川沿いの風景、のれんが揺れる古い町並み、ベンガラ色に染まる山間の町など、懐かしさが残る町へ出かけてみては。

白壁と蔵の街・倉敷

江戸時代に“天領”であった倉敷は周辺地域の特産物の集積地として栄えた町です。白壁の土蔵、なまこ壁、格子窓の町家など、趣のある町並みが続いています。今では町家を改装したカフェ、個性的なギャラリー、雑貨ショップが建ち並びたくさんの観光客で賑わっています。倉敷川沿いの柳並木の景観は絵になる撮影スポットとして人気です。

のれんの似合う町・勝山

出雲街道の要衝として繁栄した勝山。伝統的な古い町並みが残っていたため、岡山県で初めて「町並み保存地区」に指定されました。現在は“のれん”が町のシンボルとなり、町歩きをしているとお土産店や酒蔵などの軒先でおしゃれなのれんが揺れています。歴史ある町並みと、新しい“のれんのある風景”を一緒に楽しむことができます。

ベンガラ色に染まる町・吹屋

幕末から明治にかけて銅山とベンガラ生産で繁栄した吹屋。ベンガラ色に統一された赤い町並みはノスタルジックな雰囲気です。1977年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれました。今では郷土館、ベンガラ館などの町の歴史的価値を伝える施設を整備し、町並みの保存に力を入れています。

城下町のして栄えた・城東

城下町として栄えた津山市。旧出雲街道沿いに国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「城東町並み保存地区」があります。「城東むかし町家」や「津山洋学資料館」に立ち寄り、歴史を学んでみては。

江戸時代の旧本陣と旧脇本陣が揃って残る山陽道の宿場町・矢掛

町並みのほぼ中央には江戸時代に本陣を務めた石井家が、また東方には脇本陣であった高草家があります。国指定重要文化財として、ともに良好に保存されているのは、全国の宿場町でも例を見ません。

備前焼の里・伊部

独特の土味で落ち着いた風格のある備前焼が、ところせましと陳列されたショップやレンガ造りの煙突、土塀をめぐらした家並みに往時をしのぶものがあります。駅前の備前焼ミュージアムには、古美術の名品から現代窯元作家の代表作品が展示されています。また、伊部の町は窯元、作家が軒を連ねています。
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