超リアル!岡山理科大学「恐竜学博物館」で、子供も大人も学んで感動!

岡山市にある岡山理科大学内の「恐竜学博物館」。恐竜の標本がずらり!中にはなぜかタヌキやヘビの骨も・・・
大学でのリアルな研究の様子や、モンゴル・ゴビ砂漠での最新の発掘調査など、研究そのものも学ぶことができます。
掲載日:2020年10月29日
  • ライター:こばん(小林美希)
  • 1709 ビュー

岡山理科大学「恐竜学博物館」について

岡山市街地を南に臨む丘の上にある岡山理科大学には、生物地球学部があり、恐竜に関する最先端の研究が行われています。
2018年に「恐竜研究のリアルな現場を見てもらおう」と学内にオープンしたのが「恐竜学博物館」です。なんと、入館無料で楽しめます。
研究室のまわりには恐竜の標本が並び、こんな大きな生物が地球を走り回っていたのか!と驚かされます。恐竜が大好きな子どもたちを中心に人気で、いつまでもお気に入りの展示から離れない子もいるのだとか。
2020年6月、メイン展示室が一新され、ますます楽しく恐竜について学べるようになりました。

行き方について

岡山理科大学はキャンパス内に複数の棟があり、恐竜学博物館のメイン展示室はC2号館にあります。
公共交通機関(バス)を利用するか、自家用車の場合は、岡山理科大学「東門」からお入りください。恐竜学博物館専用の駐車場があります。(ナビで「陸上自衛隊三軒屋駐屯地」と検索し、三軒家駐屯地の入り口まで来たら左折して西へ300m進むと着きます)
C2号館のほか、10分ほど歩いて到着するA1号館にも展示があります。展示が学内に点在しているため、歩きながらキャンパス気分を味わえます。
平日は予約は不要ですが、土日はメールでの予約制となっています。
詳しくは恐竜学博物館の公式サイトをご覧ください。

メイン展示室・展示ホール(C2号館)

研究室に隣接したメイン展示室には、モンゴル・ゴビ砂漠を代表するプロトケラトプス、タルボサウルスなどの標本が展示されていました。
プロトケラトプスの子どもたちが何らかの原因で集団で化石になったという展示です。何があったんでしょう。子ども時代はこんなに小さいんですね。
十分大きい、タルボサウルスの子ども時代ですが、
大人になったらさらに大きくなります。頭骨、大きくて圧巻です。
ステゴサウルスの皮骨(背中のトゲトゲ)には血管があり、体温調整がなされていたといわれています。写真右の化石をよく見ると溝があり、これが血管の痕跡なのだそうです。
化石は砂漠から持ち帰る際、プラスタージャケットという入れ物に土ごと保管するのだと教えていただきました。
リアルな発掘・研究についても知ることができます。
メイン展示室の隣が研究室となっており、私が訪れた日は、なまずのCTスキャンが行われていたようです。
ちょうど研究室にやってきた大学生が、これから研究に使用する本物の恐竜の化石を見せてくれました。
研究室には恐竜以外の生物を研究している先生や、理学部・工学部の先生もいらっしゃり、様々な話題が飛び交っているようです。
恐竜の研究には今も生息している動物に関する知識も大切で、例えばステゴサウルスの皮骨の血管は、ワニの皮骨に似た働きがあり、比較することで恐竜の生体がわかってくるという話も印象的でした。
スタッフの方が、化石を手渡してくださいました。
化石は地質によって重さや触感が全然違うことにびっくり!ざらざらしたものや、ツルツルのものがありました。
2020年6月、廊下の部分が展示ホールとして大きくリニューアルしました。
モンゴル・ゴビ砂漠での発掘調査、調査地マップ、研究についての紹介などの展示があります。
恐竜の足跡の化石があり、床には化石と原寸大の足跡が。大きい!
床にある恐竜の足跡をたどっていくと、原寸大の復元された恐竜の標本や、イラストが。
標本を見るだけではなかなか姿が想像できませんが、イラストがあると想像しやすいですね。
リアルな倉庫を覗き見ることができます。まさに研究施設!
なぜか、タヌキやヘビの骨も。
見比べてみると、意外と恐竜と似たところがあるのがわかります。
人間を含め、いろいろな生物の祖先なのだということがわかっておもしろいです。

図書館(C2号館)

メイン展示室と同じC2号館4階の図書館にも展示があります。
大学生も一緒に研究成果を展示しているのだそうです。恐竜の体についてわかりやすく説明するプリントなど、子どもも楽しく学べる工夫がありました。
発掘隊員になりきれるフォトスポットもありました。

A1号館 巨大なタルボサウルス

キャンパス内を歩いてA1号館へ向かいました。1階ロビーにはドドーンと大きな標本が!
タルボサウルスの全身組上げ骨格が間近で見られます。メイン展示室の子ども時代の標本と比べると、何倍もの大きさです。
大学生と大学のサイエンスドリームラボ(工作センター)の協力によって組上げられたそうです。その様子を説明する展示もありました。
こんなに大きなものを組上げるなんてすごいですね!
4階の図書館や渡り廊下にも展示があるので、見てみてください。恐竜に関する本もたくさんありました。

岡山理科大学の様子

せっかくなので、学食を体験しました。
320円で美味しいおろしぶっかけうどんが食べられました。ほかにもカレーや定食などのメニューが。
私が訪れた日は平日で、広いキャンパス内に5つの食堂が営業していました。
岡山理科大学は丘の上にあり、展望が素晴らしいテラスもあります。たくさんの棟が並ぶキャンパス内を歩くと大学生気分が味わえます。
恐竜研究の最先端の現場が見られる恐竜学博物館。恐竜好きの子どもたちはもちろん、非日常を体感したい大人も楽しめます。おすすめです!
マップを見る

同じテーマの記事

このライターの記事