日生諸島
漁業が盛んで、特に牡蠣の養殖で知られる日生諸島。島々へのアクセスは基本的には定期船ですが、鹿久居島・頭島へは橋が架かっているため、「牡蠣筏(かきいかだ)」の浮かぶのどかな海を眺めながら、車や自転車で行くことも可能です。
目次
大多府島
岡山藩所が置かれていた歴史ある島
日生港から定期船で約35分。日生諸島最南端にあり、江戸時代には岡山藩の藩所が置かれていた島です。自然研究路が整備されており、散策途中には灯籠堂や六角井戸などの史跡を見ることができます。
■アクセス:日生港から定期船で約35分
《体験レポ!》
歴史と自然美が眠る備前市日生「大多府島」を歩いて感じる島時間
備前市の日生港から定期船で約30分の所に位置する離島「大多府島」。周囲約5kmの島は、歩いて周れる自然研究路があり、江戸時代からの建造物や自然が生み出す絶景がたくさんあります。3時間たっぷり歩いた後は、日生に戻って名物「日生カキオコ」も堪能してきました。

大多府島の体験・見どころはコレ!
- 宮の下海水浴場
- 日生港から定期船で約35分。日生諸島最南端・大多府島の港の近くにある海水浴場で、付近では潮干狩りもできます。島を一周する自然研究路が整備されており、散策も楽しめます。

- 詳細を見る
- 大多府島自然研究路
- 海岸沿いに島内を一周する3.5kmの周遊路。様々な植物の観察、史跡めぐりができます。景観もすばらしく、ハイキングにおすすめ。灯台にあたる灯籠堂や六角井戸などの史跡も見学できます。現在は落石の危険性があるため立ち入り禁止になっていますが、南部には江戸時代に藩札が偽造されていたと伝えられる「勘三郎洞窟」があります。

- 詳細を見る
- 大多府漁港元禄防波堤
- 池田藩によって元禄11年に築港された大多府港にある港湾施設です。2段に石を積んだ構造で、曲面形状になる堤の築造技術には見るべきものがあります。随所に後世の補修が見られますが、現存する数少ない明治期前の港湾施設として貴重なものです。

- 詳細を見る
鴻島
山の斜面に別荘が建ち並ぶ島
平地が少なく、ゆるやかな丘陵地にみかん畑が広がっています。多くの別荘が建てられており、瀬戸内の海を見ながらのんびりくつろぐには適した島です。
■アクセス:日生港から定期船で約15分
頭島
島の利点を生かしたレジャーが多彩!
日生諸島の中では最も人口が多く、島の周囲は約4kmです。海水浴や潮干狩り、釣りやみかん狩りなど、豊かな自然を生かした多彩なレジャーが楽しめます。
■アクセス:JR日生駅から車で備前♡日生大橋を渡り約10分または、JR日生駅から定期船で約40分
《体験レポ!》
車で行ける日生諸島「鹿久居島&頭島」へ
「備前♡日生大橋」でアクセス抜群、気軽に非日常体験ができると人気の鹿久居島と頭島。豊かな自然と海を臨む絶景、そして夏ならではの美味しいグルメで、島を満喫しちゃいましょう。

頭島の体験・おすすめスポット
鹿久居島
野生の鹿も住む豊かな自然を体感
周囲28kmの岡山県最大の島。手つかずの自然が残り、野生の鹿が生息していることでも知られています。島内には古代遺跡があり、その当時のくらしを体験できる施設「古代体験の郷まほろば」も整備されています。
■アクセス:JR日生駅から車で備前♡日生大橋を渡り約3分
鹿久居島でできる体験はコレ!
鶴島
キリシタン流刑地として知られる離島
鹿久居島の南約500mにある離島で、「キリシタン流刑地」として知られています。明冶政府の外来思想排斥政策で、岡山城下から約50km離れたこの島に送られたキリシタンたち(長崎県浦上キリシタン教徒117名)は、自由な身になるまでの3ヵ年半をこの島で過ごしました。島で亡くなった18名のキリシタンたちは、島の南東の丘斜面に葬られています。
■アクセス:日生港より海上タクシーで約40分
日生カキオコを食べよう!
トロトロの生地に山盛りの千切りキャベツとカキをたっぷりのせて、アツアツの鉄板で焼き上げたお好み焼き。日生で水揚げされた新鮮なカキを使うため余分な水分は含まれず、焼いても縮まないプリプリの食感が楽しめます。瀬戸内海のミネラルをいっぱい含んだジューシーなカキの風味が楽しめる絶品お好み焼きを、ぜひ味わってみて!
地図
- 大多府島
- 鴻島
- 頭島
- 鹿久居島
- 鶴島
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください





















































