浅口市内の絵になる紅葉スポット4選

街路樹も色づき、季節の変化を感じますね。休みの日は自然豊かなスポットで紅葉狩りを楽しみたいという方が多いのではないでしょうか。
今回は地元のアマチュアカメラマンに人気の、知る人ぞ知る浅口市内の紅葉スポットを紹介します。
この記事の紅葉の写真はすべて、2020年11月8日(日)に撮影したものです。紅葉は見ごろになりかけている状態で、しばらく楽しめそうでした。
掲載日:2020年11月09日
  • ライター:m.k
  • 8389 ビュー

① 明王院(みょうおういん)

浅口市鴨方、国道2号から少し南に入ったところにある「明王院」。最澄が入唐の際、立ち寄って開いた天台宗のお寺です。
池に映り込む本堂と紅葉の光景が美しいので、ぜひカメラに収めてください。
寺域が広いのが特徴で、客殿や多宝塔、庭園があり、散策もできます。
紅葉を眺めながらカメラ片手に歩くと、とてもすがすがしい気持ちになります。
朱色の多宝塔の周辺には干支の像があります。
年賀状用の写真にいかがでしょうか。
入口の門と参道のあたりも、毎年、見事な紅葉となるのですが、この日ままだ緑色でした。
春、さつきの咲くころもまた美しいスポットです。

② 丸山公園

浅口市金光、遙照山(ようしょうざん)のふもとにある「丸山公園」。
大きな池の周りが遊歩道になっていて、遊具もあり、特に休日はファミリー層で賑わいます。
丸山公園は桜のシーズンに人気のお花見スポットとして有名なのですが、実はユニークな紅葉の風景が見られます。
池の南側にある展望所から撮影しました。丘の真ん中だけパッと赤くなって印象的な風景になっていました。
この紅葉の場所へは、池の周りの遊歩道を歩いて行くことができます。
紅葉に囲まれながら池を眺めることができて気持ちが良かったです。

③ 両面薬師堂(りょうめんやくしどう)

遙照山(ようしょうざん)のほぼ山頂にある「両面薬師堂」も、知る人ぞ知る紅葉スポットです。
両面薬師堂はその名の通り、南面は薬師如来、北面は釈迦如来、二仏一体の珍しい石仏をまつっています。
お参りも南北両側からできるようになっています。南面は虎、北面は龍が彫られています。
境内には白光稲荷神社が。赤い鳥居にもご注目ください。

④ 寂光院(じゃっこういん)

金光にある「寂光院」は慈覚大師円仁によって開かれた天台宗のお寺です。境内には回遊式庭園があり、紅葉の季節は特に美しいです。
紅葉の風景が備前閑谷に似ていることから「小閑谷(おしずたに)」とも呼ばれています。
池には弁財天の鳥居が。紅葉の赤とともに美しく佇んでいました。
近くには、テレビドラマ「北の国から」などの脚本を手掛けたことで有名な倉本聰さんの「疎開の地」があります。小学校5年生のころに疎開し、1年ほど生活されていたのだとか。疎開暮らしは「北の国から」の原体験にもなったとおっしゃっているそうです。
ぜひ歩いて行ってみてください。
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