親子で行く!のんびり井原鉄道の旅、各駅止まってみた【後半】(三谷駅~子守唄の里高屋駅)
井原鉄道の旅、後半です!今回は三谷駅~子守唄の里高屋駅間を紹介します。井原鉄道のラッピング車両「スタートレイン」にも乗ってきました!
- 掲載日
- 2022年4月15日

井原鉄道、スタートレインに乗ってみた!
井原線停車駅①三谷駅
井原線停車駅②矢掛駅
井原線停車駅③小田駅
井原線停車駅④井原駅
小田駅から荏原駅を通過すると、井原線のホームといえる井原駅に着きます。島式で1面2線のホームであり、列車交換ができる地上駅です。ガラス張りの三角の塔が目を引く井原線のデザインは、井原市にゆかりのある「那須与一(なすのよいち)」の弓矢を表現しているのだそう。
那須与一は、平家物語や源平盛衰記に記されている人物。与一は源義経に従軍した1185年、屋島の合戦にて平家側が「この扇を射落としてみよ」と波に揺れる船上の扇を、約70m離れたところから弓矢で一発で射抜いたという伝説を残す弓の達人です。この軍功の褒美で、統治を任された場所の一つが現在の井原市。那須与一ゆかりの土地となりました。
井原線停車駅④子守歌の里 高屋駅
井原駅からいずえ駅(無人駅)を通過すると、子守り歌の里高屋駅に着きます。神辺方面に向かって左側、1面1線の高架駅です。井原線ではここが岡山県内の最後の駅。子守り歌の里高屋駅では、子守唄をイメージしたイラストが所々に描かれており、歴史なども解説されています。
中国地方の子守唄の発祥地として知られる井原市高屋町。昭和の始め頃、井原市出身の声楽家、上野耐之氏が恩師である山田耕作に、故郷の母親が唄っていた子守唄を披露したのがきっかけで全国に知られるようになりました。現在では、当時その話に感動した山田耕作氏が編曲したものが広く愛唱されているのです。
また、華鴒大塚美術館では、井原鉄道を利用して訪れると入館料が割引になるサービスがあります。割引対象としては、週末限定の全線乗り放題切符「ホリデーパス」の提示で入館料100円引き。そして今夏に開催される岡山観光デスティネーションキャンペーンに合わせた、倉敷・福山エリアにある4つの美術館と鉄道乗車券をセットにした企画乗車券「美美っと備中ミュージアム切符」でお得に入場することができます。
井原鉄道を利用してアートな旅を楽しんでみるのもおすすめですよ。
井原鉄道で心に残る思い出旅に出かけよう
地図
- 三谷駅(レンタサイクル)
- 矢掛駅(レンタサイクル)
- 小田駅(レンタサイクル)
- 子守り歌の里高屋駅
- 華鴒大塚美術館
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください