紫陽花と高梁のうまいもの!弥高山公園でキャンプ&花散歩してきた

紫陽花が長く楽しめる弥高山公園。涼しい山の上で、花散歩とキャンプを楽しんできました。自然あふれる高梁にはうまいものがいっぱい。地元食材と、手軽なアウトドアクッキングもご紹介します。
掲載日:2023年06月30日
  • ライター:佐々木まゆみ
  • 1938 ビュー

見頃が長い、弥高山公園の紫陽花

高梁市川上町の弥高山は、弥高い(いやたかい)という意味から名付けられた、標高654mの山です。
標高が高いため、平地より長く紫陽花が楽しめ、種類も山あじさい、西洋あじさい、ガクあじさいと多種類、3000株もあります。
公園管理事務所から、バンガローサイトに続く道は、涼しげな紫陽花ロードになっていて、幾重にも紫陽花が咲いています。
街中の紫陽花も美しいけれど、山の緑に映える紫陽花も清楚ですね。
この公園は、青楓や深い緑の木々がふんだんで、しっとりした紫陽花の魅力を引き立ててくれます。
今は西洋紫陽花が満開で、花のボリュームに圧倒されそうでした。(6月25日)
これからは、ガクあじさいのシーズンになるとのこと。
公園利用は無料で、ベンチもあります。7月初旬まで紫陽花が楽しめそうですね。

【弥高山公園】
所在地:高梁市川上町高山4301-1
TEL:0866-48-2830(弥高山公園)
営業時間:8:30~17:00
定休日:12月30日~1月4日

のびのび涼しい弥高山キャンプ場

事前に連絡をしていたので、管理事務所でキャンプの受付をすませました。
弥高山キャンプ場は、山の風景を生かした広いキャンプ場で、すべて車の乗入れが可能になっています。
サイトはアカマツ、ツツジ、サツキ、サクラ、西オートとあり、リーズナブルな価格で、手入れがよく行き届いて緑がいっぱい。
キャンプの時間も長めに設定されているので、ゆっくりできますね。

予約は公式サイトか管理事務所へ直接電話してお問い合わせください。
支払いは現金のみです。
私が選んだのは、サツキキャンプ場。木立のなかの林間サイトで、緑のなかを涼しい風が吹き抜けます。
自然の地形をそのまま利用した区分けのないサイトなので、グループでのんびりもいいですね。
小さなストーブに火をおこして、アウトドアクッキングの始まりです。
このサイトは小枝がたくさん落ちているので、燃料には事欠きません。
ありがたいですね。

高梁のうまいもの集合!

このキャンプ場の近く、高梁のうまいものが買えるお店に立ち寄って買ってみました。
興味津々だった弥高こんにゃく、手作りゆずみそ、高梁トマト、高梁厚揚げ、玉子、高梁紅茶、かりんとう。
川上町を中心に、すべて高梁産でクッキングです。

こんにゃくは刺身と田楽に

弥高こんにゃくはボール大のものが5つ入っていて、2つは刺身に、3つは煮て田楽にしました。
こんにゃくのイメージが変わった!みずみずしくて、びっくりの美味しさ。
柔らかく舌にまとわりつくようななめらかさ。きなこや黒蜜をかけて、スイーツにしてもいけそうです。
生芋を使い、手ごねで、栽培する土地も吟味していると知り、納得の美味しさでした。
トマトや玉子もさっと煮て、夏の田楽が出来上がりました。
ゆずみそがよく合いますね。

公園ハイキング

こんにゃくはカロリーがないとはいえ、すっかりお腹いっぱいになりなした。
腹ごなしに広い公園内を散歩していると、白亜の仏舎利塔が見えました。
信仰の山でもあった弥高山、ありがたい気持ちになって手を合わせました。
「ピノキオランド」という、無料の子供の遊び場や遊具もあります。
ベンチやテーブル、トイレなどの施設も近い間隔にあるので、安心して遊べますね。

山頂まではすぐ!上がってみよう

仏舎利塔の先には、山頂まで200mの看板がありました。
よく整備された遊歩道で、ところどころで石仏に出会います。
かつては巡礼の山で、88か所巡りが行われていたそう。
あっという間に山頂に着きました。

山頂は360度のパノラマ

山頂でお会いした地元のご夫婦にお話を伺いました。
空気が澄んだ日には、鳥取の大山、四国の石鎚山まで見えるのだそう。
壮大なパノラマ、10分足らず歩いただけで味わえますので、ぜひ上がってみてください。
爽快で気持ちいいですよ。

キャンプでマンガも読める!

さすがマンガの町川上町。
キャンプ場利用の際、マンガ貸し出しのサービスがあります。
のんびりテントで、マンガを読みながらくつろぐのもありですね。
マンガは管理事務所内に置いています。

【弥高山公園キャンプ場管理事務所】
所在地:高梁市川上町高山4301-1
TEL:0866-48-2830
営業時間:8:30~17:00
定休日:12月30日~1月4日
ディキャンプ:チェックイン8:30、チェックアウト15:00
宿泊キャンプ:チェックイン12:00~チェックアウト12:00

高梁紅茶でおやつ

領家川のほとりで、もうひとつのお楽しみ、高梁紅茶でティータイム。
高梁市の鳥、ヤマセミをデザインした箱に入ったティーバッグです。
優しい味わいの茶葉に、ほんのり柚子のかおり。
おやつの川上町のかりんとうとベーグルも、甘さ控えめです。
高梁の自然のめぐみを満喫した、キャンプ&花散歩になりました。

ここで買える!高梁うまいもの①神楽の里

朝から、地元産の新鮮な野菜や果物が並びます。
お肉や、地元の手作りスイーツやパンもあり、目移りしてしまいます。
もう、地元の桃やすもももがでていたので、買ってみましたよ。

【JA晴れの国岡山 神楽の里】
所在地:高梁市成羽町佐々木16
TEL:0866-42-2612(JA晴れの国岡山 神楽の里)
営業時間:8:30~17:30
定休日:12月31日~1月3日
 

ここで買える!高梁うまいもの②全国川上水と緑のふるさとプラザ

地元の農作物はもちろん、味噌ややたかっこ、唐辛子の調味料やお茶など、高梁産の加工品も揃っています。おみやげにしたくなりますね。
もちろんここで弥高こんにゃくも購入しました。
売り切れの時は、神楽の里にも置いていますので、ぜひお試しくださいね。

【全国川上水と緑のふるさとプラザ】
所在地:高梁市川上町領家469
TEL:0866-48-3475(全国川上水と緑のふるさとプラザ)
営業時間:8:30~18:00(12月~2月は17:30まで)
定休日:12月30日~1月4日

ここで買える!高梁うまいもの③高梁市観光案内所

JR備中高梁駅に隣接する、高梁市図書館にある高梁市観光案内所で紅茶は購入しました。お菓子や紅茶、地酒の種類も豊富で、パッケージも可愛いものが揃っています。

美しい自然と美味しいもの、高梁市の涼しい山でリフレッシュした1日でした。

【高梁市観光案内所】
所在地:高梁市旭町1306
TEL:0866-22-8666(高梁市観光案内所)
営業時間:9:00~17:00(12月~2月は16:00まで)
定休日:なし
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