備中の日本遺産めぐり ~歴史を紐解く人々の物語~
備中に息づく文化と歴史を探そう

備中エリアの歴史を紐解く、5つの歴史物語。知れば知るほど面白い発見がたくさんあります。知られざる地域の魅力をご紹介します。

目次
story1. 一輪の綿花から始まる倉敷物語 ~和と洋が織りなす繊維のまち~
400年前まで一面の海だった倉敷ですが、近世になると干拓が進み、そこで栽培された綿やイ草は足袋や花莚などの織物生産を支えました。
明治以降、開花した繊維産業は「和」の伝統と「洋」の技術を融合させながら発展を続け、現在、倉敷は年間出荷額日本一の「繊維のまち」となっています。
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- ① 語らい座大原本邸(旧大原家住宅)/倉敷市
- 大原美術館、倉敷絹織(現(株)クラレ)の創設者 大原孫三郎、大原家代々が暮らした家。国の重要文化財。邸内は表からは想像できない景…

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- ② 倉敷アイビースクエア/倉敷市
- ツタ(=アイビー)のからまる赤いレンガが目をひく敷地内には、倉紡記念館や陶芸を体験できる工房、ホテルなどがあります。【倉敷アイビ…

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- ③ 旧野﨑家住宅/倉敷市
- 江戸時代後期に大規模な塩田を開き、「塩田王国」を築いた野﨑武左衛門の屋敷。約3,000坪の敷地には、約1,000坪にわたる主屋群と6棟の土…

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素隠居(すいんきょ)
素隠居とは、倉敷市にある阿智神社のお祭りの御神幸の雌雄の獅子に付き添う翁と媼の面をかぶった若者のことです。江戸時代、この近くに住む沢屋善兵衛が「じじ」と「ばば」の面を作らせ、店の若者にこの面をかぶらせ、主人の代理として御神幸の行列に参加したことに始まるとされています。素隠居が持っている渋うちわで頭を叩かれると、御利益があると言われています。

story2. 荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~
江戸時代、北海道・東北・北陸と西日本を結んだ西廻り航路は経済の大動脈であり、この航路を利用した商船は北前船と呼ばれました。
北前船は、米をはじめとした物資の輸送から発展し、船主自身が寄港地で仕入れた商品を、別の寄港地で販売する買い積み方式により利益をあげたことから「動く総合商社」と喩えられています。瀬戸内海沿岸に残る数多くの寄港地・船主集落は、北前船の壮大な世界を現代に伝えています。
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story3.「桃太郎伝説」の生まれたまち おかやま ~古代吉備の遺産が誘う鬼退治の物語~
古来より吉備と呼ばれる岡山には、古代山城「鬼ノ城」や巨大墓に立ち並ぶ巨石などの遺跡が現存します。これらの遺跡から吉備津彦命が温羅と呼ばれた鬼を退治する伝説の舞台となりました。
鬼退治伝説は、古代吉備の繁栄と屈服の歴史を背景とし、桃太郎伝説の原型になったとされ、今も訪れる人々を神秘的な物語へと誘ってくれます。
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- ⑦ 楯築遺跡/倉敷市
- 庄新町の丘陵上、王墓山古墳の北側に位置する弥生時代後期に築造された日本で最大級の墳丘を持つ弥生墳丘墓です。円丘部の頂上には5個の…

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- ⑧ 鬼城山ビジターセンター/総社市
- 鬼ノ城入口にあり、鬼ノ城およびその周辺の自然について学習できる施設です。展示室には鬼ノ城の概要、古代山城についての解説のほか、復…

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- ⑨ 作山古墳/総社市
- 備中国分寺から西方約1kmにあり、全長282m、高さ24mの県内では第2位、全国では第10位の大型前方後円墳です。

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岡山県下三大巨石墳「こうもり塚古墳」
箭田(やた)大塚古墳(倉敷市)、牟佐(むさ)大塚古墳(岡山市)と並ぶ、岡山県における三大巨石墳のひとつです。吉備の大首長の墓と考えられる前方後円墳で、後円部には棺を納めた横穴式石室があります。全長19.4mで巨大な石を組み合わせて造られており、石室内にこうもりがたくさんいたことからこうもり塚古墳と命名されました。

story4. 知ってる!? 悠久の時が流れる石の島 ~海を越え、日本の礎を築いた せとうち備讃諸島~
瀬戸内備讃諸島の花崗岩と石切り技術は日本の建築文化を支えてきました。日本の近代化を象徴する日本銀行本店本館などの西洋建築、また古くは近世城郭の代表である大坂城の石垣など、日本のランドマークとなる建造物が、ここから切り出された石で築かれています。
島々には、400年に渡って巨石を切り、加工し、海を通じて運び、石と共に生きてきた人たちの産業文化が息づいており、世紀を越えて石を切り出した丁場は壮観な景観を形成しています。
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- ⑩ 高島行宮遺址碑(たかしまあんぐういしひ)/笠岡市
- 神武天皇の伝説が伝わる島。吉凶を占った場所と言われる、神ト山(かみうらやま)の頂上には展望台と、高さ8mもの巨石を用いた高島宮遺址碑が立っています。自然石の碑としては日本最大級です。展望台からは西は福山方面、東は下津井方面、はるか南方には四国をも望むことができ、春にはつつじも鑑賞できます。

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- ⑪ 白石島/笠岡市
- 笠岡諸島で2番目に大きい白石島。国指定天然記念物の鎧岩や瀬戸内海の美しい景色、開龍寺をはじめとした建造物など、様々な景観が楽しめます。また白石島海水浴場は岡山県の三大海水浴場にも数えられ、シーカヤックなどのマリンスポーツが人気です。

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- ⑫ 真鍋家住宅/笠岡市
- 島の旧家である真鍋家。明治から大正にかけて建てられた5棟の建物によって構成されており、保存状態もよく、島の民家史を知るうえで貴重な住宅となっています。主屋は国の登録文化財に指定されており、風格漂う書院造りの座敷を有します。軒先には樹齢250年といわれる太い幹を持った、県内では珍しい樹木のホルトノキがあります。

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- ⑬ 大飛島(おおびしま)遺跡/笠岡市
- 旧飛島小学校の校庭にある遺跡。奈良・平安時代に,海上交通の安全を祈願した祭祀跡です。

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- ⑭ 六島大石山(むしまおおいしやま)/笠岡市
- 日本遺産「知ってる!?悠久の時が流れる石の島」の構成文化財の一つ。その名のとおり至る所に花崗岩の巨石があります。山の南側に建てられた灯台は、瀬戸内海の東西幹線航路の近代化に貢献しています。

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story5.「ジャパンレッド」発祥の地 ー弁柄と銅の町・備中吹屋ー
標高約500mの高原にある「赤い町並み」。かつて国内屈指の弁柄と銅生産で繁栄した鉱山町・吹屋です。
吹屋で生産された赤色顔料の弁柄は全国に流通し、社寺などの建築や九谷焼・伊万里焼や輪島塗等、日本を代表する工芸品を鮮やかに彩りました。周辺には、弁柄工場跡や銅山跡等も残り、「ジャパンレッド」を創出した往時の繁栄を偲ばせています。
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マップ
- 語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)
- 倉敷アイビースクエア
- 旧野﨑家住宅
- 下津井町並み保存地区
- 旧柚木家住宅(西爽亭)
- 玉島町並み保存地区
- 楯築遺跡
- 総社市鬼城山ビジターセンター
- 作山古墳
- 高島行宮遺址碑(たかしまあんぐういしひ)
- 白石島
- 真鍋家住宅
- 大飛島(おおびしま)遺跡
- 六島大石山(むしまおおいしやま)
- 旧片山家住宅
- 吹屋銅山笹畝坑道
- 広兼邸
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