岡山の食文化に深く関わる『サワラ』を上品な味わいの味噌漬けに

身質の繊細さゆえに、加工には細心の注意が必要

サワラは、サゴシ、ヤナギ、サワラと、成長に従って呼び名が変わる出世魚。その身は柔らかく、淡白でクセがない味が特徴です。
この「サワラの味噌漬け」は、岡山県漁業協同組合連合会が、刺身でも味わえる新鮮な瀬戸内海産の本サワラを用いて作るひと品。身が繊細で品質管理が難しいため、加工には細心の注意が必要だといいます。
1匹1匹、身が割れないように気を配りながら人の手で3枚におろし、切り分けた後、こだわりの味噌にじっくりと漬け込みます。古くからサワラを好み、現在も消費量全国1位の岡山ゆえの伝統的な技と、職人たちの経験が生かされているのです。
トロのようになめらかな舌触りが身上の瀬戸内産サワラを、みりんと酒を加えた地元の米味噌に48時間漬け込んだ「サワラの味噌漬け」。上品な味わいのサワラに、味噌の香りがふわりと漂うひと品は、ご飯とも酒とも相性抜群です。家庭でおいしく焼くコツは、じっくりと弱火で焼き上げること。ふっくらジューシーな美味しさを堪能できます。
このほか、皮と身の境にある旨みを堪能できる「たたき」や、湯煎するだけでいただける「味噌煮」もサワラの美味しさを手軽にいただける商品です。

取材協力:岡山県漁業協同組合連合会