真庭市出身 JO1豆原一成さんゆかりのスポットに行ってみた!

2022年末の紅白歌合戦に初出場し広く認知されたJO1(ジェイオーワン)。そしてそのメンバーでもある真庭市出身の豆原一成(まめはらいっせい)さん。2023年1月には「20歳の集い」で真庭市に凱旋しました。また2月から放送されたNHKの夜ドラ「超人間要塞ヒロシ戦記」にも出演し、ますます活躍が期待されています。その豆原さんが育った真庭市内のゆかりのスポットを実際に巡ってみました!
掲載日:2023年03月16日
  • ライター:酒井悠
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そもそもJO1とは?

JO1は、韓国の人気オーディション番組の日本版「PRODUCE 101 JAPAN」の合格者11人で結成されたグローバルボーイズグループで、2020年にデビューしました。
豆原さんは番組当初から常に上位をキープし最終回でも見事に1位を獲得。メンバー最年少(当時17歳の高校2年生)ながら、デビュー曲ではセンターを務めました。

エスパスセンター

真庭市の中心地・久世にあるエスパスセンター。取材当時は雪がチラつくとても冷える日でした。
エスパスという響きは、フランス語の「空間・宇宙」という意味の単語「ESPACE」に由来しているそうです。

「真庭で味わう、文化と芸術」をコンセプトに、様々なイベントが行われている場所です。
こちらには、豆原さんを応援するその名も「豆ちゃん応援パネル」が設置されています。

そう、ここはJO1の公式TikTokでも登場したあの場所です!

「無限大」の音楽に合わせて踊る豆原さんの姿を覚えているファンの方も多いのではないでしょうか。
よくよく見てみると、豆原さんのサインも飾ってあります!

ファンから「豆ちゃん」の愛称で呼ばれており、サインにもそれが記されていました。
ホワイエの奥にある飲食スペース「喫茶花水木」にも、ファンの方が描いた応援イラストが並んでいました。

エスパスセンター全体で豆原さんを応援していることが伝わってきました!
また、隣接する旧遷喬(せんきょう)尋常小学校も見どころが沢山あります!
明治40年(1907年)に真庭市の優れた木材を使って建てられたシンメトリーの木造校舎は、国指定重要文化財にもなっています。
現在は一般公開されており、映画やドラマなど、映像作品のロケ地としても多く利用されています。
山崎貴監督作・映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズでは、2作品でこの教室が使われました。
立派な講堂もあり、エスパスセンターを訪れた際にはこちらも一緒に見学することをおすすめします!


【エスパスセンター】
所在地:真庭市鍋屋17-1
TEL:0867-42-7000(真庭エスパス文化振興財団)
営業時間:9:00~18:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

蒜山塩釜養魚センター

豆原さんの同級生のご両親が運営をされている蒜山塩釜養魚センター。

取材に伺った時期は、蒜山という地域柄まだまだ雪がしっかりと残っていました。
蒜山塩釜養魚センターの養殖池ではニジマス、カワメ、イワナなど、全部で9種類の魚を大切に育てています。
名水と言われる塩釜の冷泉の恩恵を受け、年間通じて水温が11度前後に保たれており、魚が育つには絶好の環境だそうで、美しく冷たい水で育った魚は、身が引き締まりおいしいそうです。

最盛期に1トンぐらい!の魚がいるそうで、その数なんと10,000匹!(100グラム換算)
人気のひとつの「つかみ取り」は、小さなお子さん向けに夏期限定で実施をしています。
また「つり堀」は、入れ食い状態で魚が釣れてしまう楽しさと危うさ?がある場所です。

筆者が昨年訪れた際には、魚が釣れすぎてしまい、追加料金を払ってお持ち帰りすることとなりました(笑)
この場所に、豆原さんは高校1年生の夏に野球部の仲間と一緒に遊びに来たそうです。

その際、なんと11匹もの魚を食べたとのこと!今でも野球部のメンバーとは親しくしているそうです。
豆原さんがクラス会に参加した時にも、周りの友人たちは特に騒ぐこともなく、芸能人だからといってむやみに「一緒に写真を撮ってほしい」とはならず、「普通の友達」の感覚でいられるそう。

頻繁には地元に帰れない豆原さんに、地元仲間が集まっている様子を連絡することもあるそうで、その際には「ええなぁ」という返事がすぐに来るというエピソードもお聞きしました。


【蒜山塩釜養魚センター】
所在地:真庭市蒜山下福田27-4
TEL:0867-66-2079
営業時間:9:30~17:00(受付16:00まで)
定休日:火曜日、水曜日(8月中の水曜日・祝祭日は営業)、冬期(12月〜3月下旬)※天候や作業等により休業の場合あり

にぎわい市場 三金や 勝山店

大手ディスカウントスーパーにも負けず劣らぬのラインナップ、そして価格破壊とも称されるほど安価な商品が並ぶのが、にぎわい市場 三金や 勝山店。
店舗展開は真庭市の勝山店と久世店、美咲町の亀甲店と県北に限られていますが、県南から、また隣県の鳥取県から定期的に買い物に来る人もいるのだとか。
そして、豆原さんが通っていた高校がこのスーパーのすぐそばということで、学校帰りに立ち寄り、人気商品である「チキンカツ」を購入していたそうです。
そのサイズたるや、見てください!

筆者私物のパソコン(MacBook Airの13インチ)と比較した画像がこちら!チキンカツのせいで私のパソコンがタブレットですか?と錯覚するぐらいのおかしなサイズ感です。

筆者が家で定規をあてたところ、25×14センチでした。常人の顔であればスッポリ隠れてしまうサイズです。
このチキンカツは岡山県内産の鶏の胸肉を開いたもので、1日40〜50枚売れるというこのお店の目玉商品だそうです。

惣菜担当の方の娘さんが豆原さんの同級生とのことで、「幼稚園の時から友達を大事にする人」と豆原さんの人柄を話してくれました。
店内にはチキンカツのある惣菜コーナーのほか、青果、鮮魚、惣菜、精肉、お酒、100円均一のコーナーがあり、ディスカウントストアとして地元の家計を今日も支えています。

【にぎわい市場 三金や 勝山店】
所在地:真庭市勝山459
TEL:0867-44-4777
営業時間:10:00~20:00
定休日:第2水曜日

真庭市交流定住センター

移住や定住、そして地域活動全般の窓口となっている真庭市交流定住センター。
地域おこし協力隊として移住した筆者が、活動拠点としても利用させてもらっており、移住前の相談の時にも大変お世話になった場所です。

これまで色々な「〜センター」を紹介してきましたが、協力隊の私はここを「センター」と呼ばせてもらっています。
こちらにも豆原さんを応援するスペースが設けられています。(2023年の年明けに撮影)

オリジナルのファンアートは、先程のエスパスで「豆ちゃん応援パネル」を装飾している方からの紹介で寄贈してもらったそうです。

牛と緑の山が広がる背景は、ラジオ番組で語ったことのあるジャージーヨーグルトの生産地・蒜山をイメージしているそうです。
そして先日、センターのスタッフの方と一緒にファンアートの周りの装飾の模様替えをお手伝いしました。
また、センターはJO1が初めての紅白歌合戦の出場が決まった際、地元の市民有志で豆原さんを応援する懸垂幕を掲示した場所でもあります。

センターをはじめ市内5ヶ所に懸垂幕と横断幕が飾られました。(現在は設置されていません)
センターのTwitterでは、ファンのみなさんが現地を訪れた時の「写真の撮り方」も合わせて紹介。

「#豆ちゃんは真庭市出身」というハッシュタグを付けた投稿も多く見られ、Twitterでのファンとの交流にほっこりとされた方も多いのではないでしょうか。
広島、香川、大阪をはじめ、遠く神奈川から来た人もいたそうで、思わず「あの神奈川ですか?」と聞き返してしまったそうです。

なお、豆ちゃん応援スペースを装飾したい人を絶賛募集中とのことで、興味がある方はぜひセンターを訪れてみてください!


【真庭市交流定住センター】
所在地:真庭市久世2374-3
TEL:0867-44-1031
営業時間:10:00~17:00
定休日:月曜日、火曜日、年末年始

真庭市のみんなが豆ちゃんを応援している!

他にも、真庭市立中央図書館には豆原さんが所属するJO1のCDアルバムや写真集が借りられるコーナーが設けられています!

また、真庭市の広報紙「真庭人(まにわびと)」のコーナーでも過去に取り上げられており、豆原さんが掲載されている号はお土産として持って帰るファンの方もいて大変人気だったそうで、既に在庫がなくなってしまっているそうです。
今回、どの方に話を聞いても豆原さんの人柄の良さが感じられ、地元の方もそんな豆原さんを大事に想う気持ちを持っている印象でした。

まさにみんなから愛されている豆ちゃん!

今後もその活躍から目が離せません!
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