①謎に包まれた日本のピラミッド!?「熊山遺跡」
その他に例を見ない形から「日本のピラミッド」とも呼ばれており、ハイキングに来た人たちの目を楽しませています。
もちろん、車でも簡単にアクセスでき、広々とした駐車場があるので安心。国史跡に指定されています。
他にも小壷などが発見されたとのことですが、現在は所在不明。しかしこういった造りと他府県にある類似した建物との共通点から、奈良時代前期に建造された仏塔だったと推定されているそう。
熊山は大きな宗教都市だったのかも…?
遺跡のすぐそばに展望デッキが設備されているのですが、そこからは悠々とした吉井川の流れが、はるか向こう瀬戸内海まで続いているのがハッキリ分かります。なんと美しい…。
歴史のロマンと自然のロマン、同時に感じられる絶景スポットです。
②こんなところに前方後円墳!?「両宮山古墳」
全長206mの前方後円墳で、造山古墳などと並ぶ、吉備の三大巨墳のひとつ。5世紀後半に作られた、吉備の大首長の墓だと考えられています。
③聖武天皇の命で作られた!!「備前国分寺跡」
南東に建てられた塔は、写真のように基壇が復元されています。鎌倉時代後期に作られたと思われる石造七重層塔がそびえたち、これを囲む当時の建物をイメージさせてくれます。
ここは歴男歴女の皆様が大変得意とされる想像力=イマジネーションを存分に使い、金堂、南門・中門、講堂…ここにどんな建物があったのか、僧侶たちがどんな暮らしをしていたのかを想像して存分に楽しみましょう。