時計なんて必要ない。ゆっくり時が流れる真庭市中和地域は、自分で自分を癒す場所。

秋から冬に向かう季節、岡山県真庭市中和(ちゅうか)地域は“観光”と名の付く行動には不向きかもしれません。しかし、自然のうつろいがすぐそばにあるこの地域は、ゆっくりと流れるその時間を楽しむことができる場所。
真庭市中和地域集落支援員の梶川蘭さんと一緒に、のんびりと巡りました。
掲載日:2020年12月01日
  • ライター:土井典子
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ここからスタート!

国道313号を入ると現れる「ようこそ中和へ!」の文字。
偶然、真庭市の市営コミュニティバス「まにわくん」が中和地域に入っていくところでした。

「蒜山なごみの温泉」津黒高原荘

津黒高原にある温泉施設。周辺にはキャンプ場などもあり、雪の季節は、近くに「津黒高原スキー場」がオープン。スキー・スノーボード客でにぎわいます。 宿泊だけでなく、日帰り入浴も人気です。

薪で焚く温泉

単純温泉の広いお風呂が2か所。薪ボイラーで沸かした温泉は、体の芯まで温まり、時にフワッと木の香りがします。
大きな窓からは、周辺の山々が見渡せるロケーション!

薪ボイラーに、地域が元気になる仕組みが!

温泉に使われる薪は、すべて地元住民が山から伐採した木。それが薪になり、温泉のボイラーで使われています。
燃料を灯油から薪に変え、石油燃料代として地域外に出ていた貨幣が地域に留まり、地域内で経済が循環する仕組みとなっています。
資源を活かし、持続可能な地域をつくる取り組みです。
少し高いところにあるため、空が近く解放感ある景色を楽しめます。
「温泉に浸かってゆっくりとした時間の中に身を置いて、重たい気持ちも一緒に洗い流してもらいたいですね」
津黒高原荘支配人の平田良子さんが笑顔で話してくださいました。

中和のお宿

■山荘楽時屋■(さんそうらくじゃ)
まるで秘密基地のような宿にワクワク。寝袋素泊まり2,000円から宿泊可能。 あたたかいおもてなしが自慢です。

所在地:真庭市蒜山下和1194-1
TEL:0867-67-2666
■ゲストハウス中和の隠れ家■
思わず「ただいま」と言いたくなる。そんなアットホームさと手作りの料理が自慢の宿。
素泊まり3,900円から。

所在地:真庭市蒜山下和726
TEL:0867-67-2213

地域と宇宙を優しく見守る「中和神社」

三本杉が目を引く中和神社。小学校に隣接し、子どもたちの安全を見守っています。
また、惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還する際に、JAXA(宇宙航空研究開発機構)のメンバーが参拝した神社でもあります。おかげで無事に帰還した「はやぶさ」。「はやぶさ2」を打ち上げる際も、打ち上げメンバーが参拝をしたそうです。

営業日はお天道様だけが知っている!?「松屋館」

築90年以上の「松屋旅館」をリノベーションして、2020年秋にゆるっとオープン。
現在は、毎週木曜の「リンエン喫茶」、不定期開催のイベントスペース、クロモジを使ったアクセサリー「Rin*en」の工房となっています。
「リンエン喫茶」のオープンは毎週木曜日ですが、冬の積雪量などお天気により変更する場合もあるとのこと。来店日に、Facebookで確認してくださいね。
室内は、カウンター席とテーブル席が3つ。
居心地の良いスペースです。
この日いただいたのは、ランチメニューのスパイスカレー。モーニングやデザートで使われているパンとケーキも手作りです。
メニューも、月ごとと気分によって!色々変わるそうですが、「美味しい」とにんまりしてしまうメニューが揃うのは間違いなし。

所在地:真庭市蒜山下和1444-2
営業時間:9:30~日没まで(モーニング9:30~11:00、ランチ11:00~14:00)
今回、中和地域を案内してくれた梶川さん。
「Happyクリエイターらん」として、みんなを幸せにする活動を行っています。「中和地域は、自然だけではなく、人の優しさや笑顔も魅力。季節ごとにおすすめしたい場所がたくさんあるので、気軽にお声掛けしてもらえたら嬉しいです。」と、弾ける笑顔が魅力的でした。
中和地域の皆さんの集まり処「えがお商店」の前で。
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