新見市で行くならここ!地元ライターいちおし千屋牛ランチ&個性派カフェ
紅葉やスキーなど、秋から冬にかけても訪れてみたい自然がたくさんある新見市。今回は新見市を訪れた際、ぜひ立ち寄りたいおすすめのお店を紹介します。岡山県を代表するブランド牛「千屋牛」が頂けるお店をはじめ、個性的で美味しいカフェも!この3店は比較的近くて、巡ることも可能です。
- ライター
- 高杉郁子
- 掲載日
- 2025年11月11日
目次
1.和牛レストラン ふゆさと
新見市千屋にある「和牛レストラン ふゆさと」は、新見市街地から「新見千屋温泉いぶきの里」や「いぶきの里スキー場」に続く国道180号線沿いにあります。ステーキと焼肉で新見特産の千屋牛が頂け、千屋牛を使った軽食セットもおすすめです。冬は暖炉もあり、雰囲気の良いお店です。
千屋牛のステーキ
岡山県を代表するブランド牛「千屋牛」。ステーキはヒレ、ロース、サーロインの中からグラムも選べます。ロースの200グラムを頂きました。なんといっても柔らかく、脂ののり具合が絶妙。脂がすっと解け上品なお味で、こちらに来たかいがありました。タレも美味しいですが、岩塩で頂くと甘みがよくわかります。千屋牛がなぜ柔らかくて美味しいのかオーナーさんに聞いてみました。一つは牛肉の美味しさは血統で決まると言われ、千屋牛は日本最古の藁牛の血を受け継ぐ貴重な和牛で、赤身の旨味と脂の甘みが絶妙に調和しているからだそうです。二つ目は新見の清らかな水と澄んだ空気、栄養バランスの取れた飼料によって健康的に育てられ、きめの細かい霜降りと柔らかい食感が生まれるからだそうです。
千屋牛の焼肉
焼肉も頂いてみました!赤身の旨味と脂の香ばしさのバランスが絶妙で、焼き肉にすると余分な脂が抜け、噛むほどに甘みが広がりたくさん食べれそうな気になります。こちらもタレもいいですが岩塩が美味しかったです!もともと脂がしつこくなく、食後にもたれにくいので幅広い世代に人気です。オーナーさん曰く、岡山の誇りとして代々受け継がれてきた血統を守りながら、生産者が一頭一頭に手をかけて育ててきたからこその安全性と品質の高さが魅力だそうです。
地元野菜も美味しい
地元で採れる新鮮なお野菜やお米も美味しかったです。野菜焼きながら、合間合間に千屋牛を頂きました。ジュージュー美味しい音と匂いが、髪の毛や洋服に着くかと心配でしたが喚起が良いので大丈夫で、安心して次の場所に行けました。
持ち帰り用千屋牛もある
お店ではお肉の加工もされていて、大きな冷蔵庫には持ち帰りの千屋牛もあります。お土産や自宅用におすすめです。カレーや煮物用の千屋牛のすじ肉を買って使ってみましたが、スーパーで買うものとは質が違い美味しかったです。持ち帰り用の保冷バッグに保冷剤を入れてくださるので安心です。
もともとは鉄づくりが地域産業だった新見ですが、時代の流れと共に、牛の飼育が基幹産業になりました。山々に囲まれ草木が豊かで牛の餌となる自然の恵みがあり、水も空気もきれいで牛を育てるにはこの上ない環境です。千屋牛が美味しいのは、血統を守ってきた歴史、新見の環境、それを支える人々の想いが重なっているからだと分かりました。
【和牛レストラン ふゆさと】
所在地:岡山県新見市千屋1428-1
TEL:0867-77-2635
営業時間:11:00~15:00(土曜日のみ19:30)
定休日:火・水曜日
駐車場:あり
2.丘の上の蔵カフェ(猫楽寺)
「和牛レストランふゆさと」の近く、同じく国道180号線沿いの丘の上にある「丘の上の蔵カフェ(猫楽寺)」は、金・土曜日のみ営業している古民家カフェです。ランチは予約のみ(3日前)、カフェ利用は予約なしでも大丈夫です。今回は、カフェでおじゃましました。「(猫楽寺)」と書かれているように、2匹のかわいい看板猫がいるカフェで、猫好きの方にはたまらないお店です。
にゃんこの祭壇
敷地内やカフェを2匹の猫、ネネちゃんとバロンくんが自由に過ごしています。おとなしくて賢いにゃんこで、お店の看板猫になっています。広いカフェの中に、にゃんこの祭壇があります!ひときわ目を引き、初めて見たときはその不思議な可愛さにガン見でした。「(猫楽寺)」なるほどです。この日はねねちゃんには会えず。3枚目の写真はバロンくんです。
秋らしい栗のスイーツ
栗クリームと生クリームを使ったマロンシャンティは、栗好きにはたまらない一品です。栗クリームの中には、スポンジケーキが入っていて、ボリューム満点!栗の素朴な味に生クリームが合わさり美味しかったです。焙煎も行うこだわりのコーヒーが人気と聞き、オリジナルブレンドコーヒーと一緒に頂きました。マロンクリームの甘さとコーヒーの苦みでちょうどいい感じでした。お腹いっぱいになりました。
千屋の向日葵色のクリームソーダ
見た目のかわいさとネーミングに思わずオーダーしたクリームソーダ「千屋の向日葵色」。新見市千屋はひまわり畑がきれいで、夏に何度となく訪れました。そのひまわりが忘れられず、クリームソーダでまたよみがえりました。他には、レッドソーダの「千屋への愛色」、グリーンソーダの「千屋の山色」、ブルーソーダの「千屋の空色」があり、ネーミングからオーナーさんの千屋愛が感じられました。アイスクリーム、生クリームの上にはもちろんにゃんこがいます!
オーナーさんの想いが形になるカフェ
カフェメニューの一つ一つが素材からデザイン、ネーミングまでこだわりどころ満載のカフェですが、ご主人の「男の浪漫ルーム」も見せてもらいました。カフェの隣にあり、まるで秘密の隠れやバーに見えますが、ドラムや音響装置が本格的で、壁のレコードは知る人ぞ知るお宝ジャケットばかりです。他にもシアタールームがあったり、お庭に足湯があったり、さらに進化中の見晴らしテラス?のような素敵な場も構想中です!なんとなくオーナーご夫妻のお人柄が伝わってきて、訪れてみたくなりますよね!
【丘の上の蔵カフェ(猫楽寺)】
所在地:岡山県新見市千屋871
営業日:金・土曜日(ランチは3日前までに要予約)
営業時間:ランチ11:00~14:00、喫茶14:00~16:00(L.O.15:30)
駐車場:あり
3.アーリーモーニング
新見市大佐の山の上にある「アーリーモーニング」では、紅茶の茶葉の栽培から手掛け、そこで育った茶葉でオリジナルブランド「ⓇEIJI MIYAMOTO」の紅茶が頂けます。ランチ、ティーフードもあり、ゆったりとした自然の中で、本格的な紅茶の時間を楽しめます。
古きイギリスの紅茶文化に触れる
店内には紅茶文化発祥のイギリスで親しまれたレコードをかける設備もあり、原点であるイギリスの人たちが親しんだ空間を感じることもできます。オーナーの宮本さんは、紅茶を通じて人と人を繋ぐことを願って紅茶を育てられていて、紅茶の文化や楽しみを伝える講演や紅茶教室もされていて興味深かったです。お話を聞きながら頂いたジンジャーレモンがとても美味しかったです。苦みは無く、レモンの香りが爽やかで、身体がポカポカして冷え性の方にもおすすめです。
大自然一望のテラス
庭のテラスからは大自然が一望できます。風も心地よく、揺れるススキが秋を感じさせてくれました。イングリッシュ庭園のティータイムはきっと素敵ですよ。
絶景ティータイム
アールグレイの紅茶とりんごとさつまいものカラメルケーキをテラスで頂きました。絶景の大自然を見ながら頂く紅茶とケーキの美味しいこと!寒い日でなければおすすめです。りんごもさつまいもも秋の味覚、季節を五感いっぱいで感じられてリフレッシュできました!
「ⓇEIJI MIYAMOTO」ブランド
カフェでは「ⓇEIJI MIYAMOTO」のブランド紅茶を買うこともできます。お庭で頂いて美味しかったのでいろいろ買って帰り、家で楽しんでいます。自然の香りと共に本当に美味しくて飲みやすいです。作り手の想いのこもった紅茶は深くて美味しい!ぜひ本物を求めて訪れてみてください。
【アーリーモーニング】
所在地:岡山県新見市大佐小阪部2239-8
TEL:0867-98-3939
定休日:月・火曜日
営業時間:10:00~17:00(土・日曜日は~18:00)
駐車場:あり
地図
- 和牛レストラン ふゆさと
- 丘の上の蔵カフェ(猫楽寺)
- アーリーモーニング
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