映画『脛擦りの森』×岡山ロケ地
作品紹介
2026年4月10日(金)ロードショー
【STORY】
人里から離れた深い森で、足に傷を負った若い男(黒崎煌代)は、女の甘い歌声に導かれ、古めかしい神社にたどり着く。そこには老人(高橋一生)と、若い妻・さゆり(蒼戸虹子)が暮らしていた。傷の手当てを受けながら、若い男はこの場所で夢のような、時の止まったような時間を過ごす。
繰り返される穏やかな日々、すべては永遠に続くかに思えたが……
【作品概要】
映画『脛擦りの森』
公開日:2026年4月10日(金)
出演:高橋一生、蒼戸虹子、黒崎煌代
監督・脚本:渡辺一貴
Ⓒ『脛擦りの森』プロジェクト
監督&キャストからのコメント
監督と出演キャストの皆さまからのメッセージをご紹介します!
- 監督/脚本:渡辺一貴さん
- 日本には数百以上の「妖怪」が棲んでいると言われています。妖怪とは、人知を超える現象や不可思議な事象に昔の人が名前を付けたもの。自然への畏怖、未知のものへの恐怖が産んだ、想像力の結晶なのだと思います。本作のモチーフとなった「スネコスリ」もそんな妖怪の一つです。
雨の夜。灯りのない暗い道を歩いていると、ぬかるみに足を取られて転んでしまう。「見えない何かに悪戯された」と思いこみ、皆に吹聴する…。岡山県に伝わる妖怪「スネコスリ」の伝承です。
岡山は私が放送局に就職して、最初の4年間を過ごした大切な場所です。当時、山間の里村で、母屋の中で牛と共に暮らす老夫婦を取材したことがありました。田の神に感謝し、牛の神に祈りを捧げ、日々を送る。数十年間変わらない静かな暮らし…。その取材中に不思議な体験をしたのです。ある春の昼下がり、撮影の合間に私は田んぼの畦道でぼんやり佇んでいました。その時一陣の風が吹き、雑木林がざわめきました。瞬間、不思議な感覚に包まれたのです。今が現代なのか、遥か昔なのか…自分が何百年前にも同じ場所に立っていた記憶が立ちあがり、しばらくその場に立ち尽くしていました。今でも、あの時の感覚は忘れていません。
妖怪は昔の人々の自由で豊かな発想力が産んだ、オリジナリティ溢れる創造物です。
そんな妖怪のひとつ「スネコスリ」に新たな命を吹き込み、思い出の地である岡山で、映画を作ることができました。先達の想像力には遠く及びませんが…「スネコスリ」に感謝です。 
- 老人役:高橋一生さん
- 『脛擦りの森』は、妖怪・すねこすりをモチーフにしたオリジナル作品です。
初めてこの妖怪を知ったとき、その正体の掴めなさや、どこか人の生活に寄り添う佇まいに強く惹かれました。
今回、一貴監督がすねこすりを題材に作品を撮ると聞き、不思議と腑に落ちるものがあり、この物語に関わることになりました。
一貴監督とは長くご一緒していますが、芝居において余白を信じてくださる方です。
脚本には、妖怪がどのように語られ、伝えられ、物語として残っていくのかという「継承」の感覚が通底していて、言葉を重ねすぎない世界の中で演じられることに、手応えを感じていました。
撮影中は、観る方が物語の中に迷い込んだような感覚を持てるような空気の中で、スタッフの皆さんと試行錯誤を重ねながら、挑戦的な時間を過ごしました。
また、すねこすり発祥の地とされる岡山の風土に身を置けたことも、この作品にとって欠かせない体験だったと思います。
劇場でこの世界に触れていただける日を、楽しみにしています。 
- さゆり役:蒼戸虹子さん
- 真冬の岡山県、雪の降る幻想的な景色の中で私は一体どこにいるのか、現実かどうもわからなくなるような不思議な感覚に陥りながら、ゆっくりと流れる時間がとても、好きでした。そして渡辺監督の世界の中に、高橋さん、黒崎さんと一緒に居られたことも、私にとって特別なものでした。
映画をみている内にいろいろな境界線がなくなっていくような、そんな感覚をご覧いただいた方もきっと体験いただけると思います。沢山の方にご覧いただければ嬉しいです。 
- 若い男役:黒崎煌代さん
- 『脛擦りの森』に若い男役で参加させていただきました、黒崎煌代です。
岡山の素晴らしいロケーションで撮影された本作は、どのシーンも洗練された美しさと妖しさが漂っています。私にとって妖怪「スネコスリ」は、とても身に覚えのある感覚の妖怪でした。観ていただいた方にスネコスリがどう映るのか、今からとても楽しみです。ぜひ物語に身を委ね、劇場で神秘的で妖しい『脛擦りの森』の世界を味わっていただきたいです! 
主なロケ地
2026年2月17日(月)~21日(金)の5日間、高梁市と新見市で撮影を実施しました。「脛擦りの森」の世界観とあわせて、ぜひ聖地巡礼してみてください。
- 穴門山神社
- 海抜450mにある穴門山神社の周囲の社叢は、県の天然記念物に指定されています。
足に傷を負った若い男が、女の甘い歌声に導かれたどり着いた神社として登場。撮影中に積雪になり、撮影後の脱出時にかなり苦労しました。 
- 岡山観光WEB:穴門山神社
- 広兼邸
- 享和、文化の頃(1800年頃)小泉銅山とローハ(硫酸鉄)の製造を営み、巨大な富を築いた大野呂の庄屋・広兼氏の邸宅です。江戸末期に建てられた楼門づくりで、城郭にも劣らない堂々たる石垣が今もそのままに当時の富豪ぶりをたたえています。
謎の男と謎の女が住む家として登場し、囲炉裏を囲んで食事をするシーンなどを撮影しました。 
- 高梁市観光ガイド
- 吹屋ふるさと村 郷土館
- 妻入の入母屋型で明治12年に完成。ベンガラ格子の吹屋の代表的な家屋です。
郷土館の2階の部屋を飾って、若い男が寝泊まりした部屋として撮影を行いました。飾られた小道具などにも注目してご覧ください。 
- 高梁市観光ガイド
- 宇山洞
- 高低差105mの裂か型吸い込み穴で、総延長1㎞を超える、県内有数の規模!
足に傷を負った若い男が、女の甘い歌声に導かれて入っていく洞窟の設定で登場。迫力あるロケーションをお楽しみください。
※宇山洞など、新見市内の鍾乳洞に入る際は届け出が必要です。 
- 新見市
- 新見市土橋地区
- 新見市南部のカルスト台地に位置する地域。ロケ地として選ばれたのは、空に向かってまっすぐ伸びた杉の木が生い茂る地元の人のみぞ知る名も無き森。若い男が迷い込んだ森として登場しました。

- おかやま元気!集落 応援ネット
ロケ中のおもてなしグルメ
撮影時に、地元の皆さまからたくさんのおもてなしを頂き、スタッフ&キャストの皆さまも心も身体もぬくもっていただきました。その時におもてなし頂いた特産品をご紹介します♪
- 千屋牛
- 日本最古の蔓牛(つるうし)をルーツにもつ希少なブランド牛!きめ細かな霜降りと、肉の甘みに特徴があり、柔らかく上質な味わいをご堪能いただけます。焼肉やしゃぶしゃぶ、すき焼きなど、どんな料理でも引き立つ千屋牛は、新見で必ず食べたい一品です。

- 岡山観光WEB:千屋牛
- アーリーモーニング(紅茶)
- 紅茶の本場ダージリン地方の気象条件や地形に近い、新見市の大佐山にある紅茶農園でつくられています。国内外からの評価も高く、雪の降る寒い時期の撮影でも、ホッと一息つけるようなあたたかさとおいしさがある紅茶です。

- アーリーモーニング公式HP
- 千屋牛ポテトチップ
- 千屋牛のパウダーを使用した「千屋牛ポテトチップ」は、ザクザクとした食感と香ばしいおいしさがクセになる美味しさ!

- にーみんきびだんご
- 桃太郎とお供の犬・猿・キジに、新見市マスコットキャラクターの「にーみん」が変身!可愛らしいにーみんがプリントされた「にーみんきびだんご」は、お土産にも喜ばれています。

- え~とこ新見(
- 焼肉金山のたれ
- 一家に一本!ピリッとした味つけがやみつきになり、肉の旨みをぐんと引き立てます!

- 新見市観光協会 公式HP
- 紅だるま(柚子胡椒)
- 「紅だるま 柚子胡椒」は、新鮮な柚子の香りと、青唐辛子のピリッとした辛さが絶妙に融合した、まさに「ひと味違う」調味料です。手作業で丁寧に仕上げられたこの柚子胡椒は、一般的なものよりもやや強めの辛さが特徴で、深い味わいと風味豊かな香りを料理にプラスします。

- 佐藤紅商店公式HP
- 金平饅頭
- 高梁市の老舗和菓子店、三宅製菓の金平饅頭は創業以来長年にわたり地元で愛され続ける、素朴でありながら深い味わいが特徴の和菓子です。しっとりとした生地に包まれた上品な白餡は、まろやかな甘さと滑らかな口当たりが絶妙に調和し、一口食べるごとにほっとするような優しい味わいが広がります。

- 三宅製菓本店公式HP
ロケ地・高梁市のイチオシ情報
- 弥高山
- 弥高山はロケ地の「穴門山神社」から5分ほどの吉備高原に位置し、標高654mの高さから北は大山、南は瀬戸内海を望むことができます。園内ではツツジ、アジサイ、紅葉など四季折々の植物が植えられ、春先に咲く10万本ものツツジの景観は自然公園弥高山を象徴する美しさです。
10万本のつつじが全山を覆う弥高山公園で、毎年4月第3日曜に開催されます。ステージイベントや特産品の販売が行われます。 
- 岡山観光WEB:弥高山
- 吹屋ふるさと村
- 中国山地の山懐に抱かれたベンガラ生産やその原料であるローハで巨大な富を築いた豪商たちが作り上げた町。赤褐色の石州瓦とベンガラ塗りの格子で統一された赤い町並みが印象的です。精巧な意匠が施された豪商たちの屋敷は一見の価値あり。旧吹屋小学校や銅山跡の笹畝坑道などの観光施設も点在し、繁栄の歴史を感じることができます。「ジャパンレッド発祥の地」として文化庁の日本遺産に選定されています。ベンガラの絵の具を使ってハンカチやバッグを作る体験プランも人気です。

- 岡山観光WEB:吹屋ふるさと村
- 備中松山城
- 国指定重要文化財の備中松山城は「現存12天守」の一つで、天守が現存する“唯一の山城”です。標高430mの臥牛山小松山山頂にそびえ、9月下旬から4月初旬(とくに10月・11月)には雲海に包まれる幻想的な姿を見ることもでき「天空の山城」とも形容され親しまれています。
平成30年7月豪雨後に住み着き、現在「猫城主さんじゅーろー」として人気の猫がいる城としても有名です。 
- 備中松山城公式HP
ロケ地・新見市のイチオシ情報
- 満奇洞
- 歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻が「奇に満ちた洞」と絶賛した観光鍾乳洞。LED照明でライトアップされた洞内は神秘的で写真映えスポットとしても人気。

- え~とこ新見(にいみ公式観光サイト)
- 新見市マスコットキャラクター「にーみん」
- 新見のとあるピオーネ畑からうまれた千屋牛のこども!頭の葉っぱはピオーネの葉っぱ。体はピオーネのように美味しそうな紫色。背中にはアテツマンサクが咲き乱れ、お腹には桃の形をしたふわふわな毛があります!

- え~とこ新見(にいみ公式観光サイト)





























