今行きたい! 映画『とんび』の笠岡ロケ地と地元のいいとこ&美味しいものめぐり

阿部寛さん、北村匠海さん共演で、いつの世も変わることのない親子の絆を描いた映画『とんび』。市内数ヵ所でロケが行われた笠岡市は、作品の中に登場する架空のまち「備後市」を想起させる岡山県南西部(備後エリア)にあります。笠岡で撮影されたのは不器用な父と真っ直ぐな息子の葛藤やぶつかり合い、息子の卒業式や旅立ちといった節目の時など、父子それぞれの心情にグッとくるシーンの数々。心に残る映画の一場面を思い出しながら、笠岡のロケ地を訪ねませんか? 一緒に立ち寄りたいスポットや、地元グルメ、お土産などもあわせてご紹介しています。
掲載日:2022年05月06日
  • ライター:おか旅編集部
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笠岡のロケ地①「金浦地区」

ヤス(阿部寛さん)とアキラ(北村匠海さん)親子が住む一軒家があるまちとして登場した金浦(かなうら)地区。​吉田川に面してノスタルジックな雰囲気の町並みが今も残っています。東京へ旅立つアキラが乗った車を追って、ヤスが全力で走ったのがこの道。
※金浦地区では2022年5月7日(土)~15日(日)まで、「金浦郵便局」「竜宮荘」「ようすな会館」の3ヵ所で映画『とんび』のパネル展を開催。
アパートから引っ越したヤスとアキラが暮らす一軒家のあるエリア。旅立つアキラを素直に送り出せないヤスと、一人故郷に残してゆく父を思うアキラの気持ちが交差するシーンに、川に隔てられた道が効果的でした。
ヤスがいつも拝んでいた祠(金毘羅大権現)。アキラの大学合格を知ったヤスが、思わず財布の中身すべてを賽銭箱に入れました。これは新たな合格必勝祈願スポット!? すぐ近くの海に繋がる川と、その川を渡る鉄道の橋も印象的な場所です。

金浦地区の立ち寄りスポット「菅原神社」

江戸時代の干拓によってできた吉浜地区の氏神として造営された神社で、境内の御手洗池には約2千株のカキツバタが群生しています。毎年5月には鮮やかな紫色の花が池を彩り、石造りの眼鏡橋とのコントラストが絵になります。ちなみに、この眼鏡橋は全国でも数少ない全円アーチで、水面下でも弧を描いています。

笠岡のロケ地②「旧大島東小学校」

アキラの通う小学校として登場した「旧大島東小学校」。昭和30年代に建てられた木造校舎はどこか懐かしくあたたかな佇まいです。校庭では小学校の卒業式を終えたアキラを、ヤスをはじめ、たえ子(薬師丸ひろ子さん)、照雲(安田顕さん)、幸恵(大島優子さん)が囲んで祝うシーンが撮影されました。
木の床や窓枠などに懐かしさが漂う木造校舎の講堂では、アキラの卒業式のシーンが撮影されました。この時の撮影には地元の小学生や保護者、先生、笠岡市の職員も昭和の衣装やヘアメイクでエキストラ参加!

旧大島東小学校の立ち寄りスポット「海の校舎」

ロケに使われた「旧大島東小学校」は、現在クリエーターたちが集うシェアアトリエ「海の校舎」として活用されています。入居者は麦わら帽子や布革雑貨、木製家具、服飾、ドライフルーツなどのものづくりに携わる人々。月一回程度、作業風景の見学や買い物ができる開放日も設けられています。また、入居者だけでなく近隣の作家や美味しいものが集まるクラフトマルシェも開催されています。※開放日・マルシェの日程は公式サイトおよびSNSで発信

笠岡のロケ地③「神島外浦の海沿いの道」

ヤスがアキラを助手席に乗せて軽トラを走らせた道路は、神島(こうのしま)外浦地区にあります。穏やかな瀬戸内海の海と夕陽が美しい海岸沿いの道は、のんびりドライブコースにもおすすめ。きらきらと海面が輝く昼の景色もきれいです。

神島外浦の道の立ち寄りスポット「道の駅 笠岡ベイファーム」

笠岡湾干拓地内にある道の駅。隣接したエリアには、初夏のポピーや夏のひまわり、秋のコスモス、春の菜の花など、季節ごとに広大な花畑が出現します。新鮮な野菜やフルーツ、魚介や肉などの販売の他、ソフトクリームや白桃スムージーなどのテイクアウトも充実。地元の食材を使ったレストランのバイキングも人気です。

ロケ地めぐりに行ったら食べて帰りたい「笠岡グルメ」

【笠岡ラーメン】
古くから養鶏業が盛んだった笠岡のご当地ラーメンは、鶏ガラで出汁をとった醤油スープに歯ごたえのある煮鶏のチャ―シューがのったスタイル。全国でもめずらしい“オール鶏”のラーメンです。スープはすっきりとした味わいで、朝からでも食べられると評判。市内には朝ラーができる店もあります。澄んだスープにストレート麺、トッピングは鶏チャーシュー、メンマ、斜め切りのネギがベーシックビジュアル。
■ラーメンのまち笠岡 公式サイト http://www.kasaoka-ramen.jp/
 
【大島バーガー】
大島地区・正頭(しょうとう)漁港で水揚げされた新鮮なガラエビを使ったエビカツとかき揚げを、地元産の米を使った米粉パンのバンズで挟んだ2種のバーガーです。ソースもそれぞれの具材にあわせて作られたこだわりの品。毎週土曜日10:00~13:00に「大島海の見える家」にて販売(数量限定)しています。
■大島まちづくり協議会公式サイト https://npooshima.jp/burger/

ロケ地めぐりに行ったら買って帰りたい「笠岡みやげ」

【かぶとがにまんじゅう】
天然記念物・カブトガニの繁殖地として知られる笠岡市ならではの和菓子。カブトガニをかたどったまんじゅうは、色や形、重量感まで忠実に再現。無色透明なカブトガニの血液が空気に触れると青緑になることから、抹茶餡が包まれています。
■玉利軒 公式サイト http://tamariken.jp/index.php
【笠岡出身しっとり香るいちご婦人(マダム)】
フルーツを使ったケーキに定評がある、老舗洋菓子店が手掛けたスイーツです。笠岡産のいちごを無添加・無着色で焼き上げたケーキは、しっとりとした食感とジューシーな香り。上品な甘さで、手土産にも喜ばれそう。
■スバファー 公式サイト https://www.svafar.com/
【かさおか産とうがきフロランタン】
笠岡の特産品であり、方言で「とうがき」と呼ばれるイチジクを使った焼菓子です。糖蜜に漬けたいちじくをカットしたものとアーモンドスライスをキャラメルと混ぜ合わせ、舟形の生地に入れて焼き上げた一口サイズのスイーツは、果肉感もしっかり楽しめます。
■藤屋菓子舗 公式サイト http://weatherv.com/fujiya/

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