目指して行きたい!和気町のランチスポット5選
岡山県南東部に位置する和気町は、豊かな自然や心身ともにほっこりできる温泉、昔懐かしい景色などに出会える、その名の通り「気持ちが和むまち」。今回はそんな和気町にある、バラエティー豊かなランチスポットをご紹介します。
#Cafedebouquet #蕎麦栂 #和気鵜飼谷温泉 #和蔵 #cafegouter
- ライター
- おか旅編集部
- 掲載日
- 2025年11月28日
1.café de bouquet
2024年オープンの「café de bouquet」は、オーナーの“楽しみたい!”という想いを形にした場所。自家栽培や地元産の野菜がたっぷり添えられたランチは日替わりで、パンバーグやからあげ、チキンソテー、ミックスフライ、タコライスなどから1~3種類が登場します。ソースやドレッシングも自家製で、メニューにあわせてアレンジを加えているので、訪れる度に新たな美味しさとの出会いがあるのも楽しみ。この日のメインは「バジル香るトマトパスタ」(1,280円)。ランチにはプラス300円でコーヒーか紅茶が付けられます。
専属パティシエが作る自家製のスイーツも評判です。ほろ苦いカラメルにバニラアイスの甘さが絶妙にマッチした、昔ながらの固めプリンは数量限定。口の中で溶けるようにきめ細かな食感のシフォンケーキ、芳ばしさと濃厚かつクリーミーなチーズの風味が堪能できるバスクチーズケーキをはじめ、パフェやアイスクリーム、フレンチトーストなど種類も豊富。ランチの後そのままカフェタイムに突入して、お喋りに花を咲かせる人も多いそう。
朝9:00~11:00までのモーニングセットも人気。バターが香るトーストに新鮮野菜のサラダ、ゆで卵、フルーツetc. なんとこのボリュームで、ドリンク(コーヒーot紅茶)まで付いて500円! わざわざ行きたくなるモーニングです。
店内は想像以上に広々としています。倉庫を思わせるインダストリアルな雰囲気に、フランスのカフェのようなテーブルや椅子が配置された100名以上が入れる空間では、ライブや演奏会などのイベントも開催。今後はカフェウエディングも計画中とか。また、屋外のテラス席はペット同伴で利用でき、将来的にはドッグランもオープン予定です。
【café de bouquet(カフェドゥ ブーケ)】
所在地:岡山県和気郡和気町本58-1
TEL:080-8496-1515
営業時間:9:00~17:00(L.O.16:00)
※モーニング9:00~11:00、ランチ11:00~14:00
定休日:公式Instagramで発信
駐車場:あり
2.蕎麦 栂
国道 374 号線沿いに建つシックな建物は、蕎麦屋とギャラリーが併設した異色店。細くコシのある蕎麦は国産のそば粉を使って毎日店内で手打ちされています。通年提供の「鴨ざる蕎麦」(1,900円)は、一度は食しておきたいこちらのいちおしメニュー。見た目からも分かるきりりと端正な蕎麦の姿に期待が高まります。「にしん蕎麦」や温かい「釜揚げ蕎麦」、季節のメニューもあり、作家ものの器で供されるのも魅力です。
丁寧に下処理し、芳ばしく焼き目が付けられた鴨肉は、噛んだ瞬間そのジューシーさに驚かされます。匂いや食感にクセがあると言われる鴨の肉が、こんなにも柔らかく味わい深いとは!信州の大久保醸造の醤油を使った濃いめのかえしとの相性も抜群で、その旨みが麺に絡んで堪らない美味しさです。
山陽自動車道和気ICから約3分、備前焼の里・伊部や国宝を有する「旧閑谷学校」などの観光地からもそれぞれ10分程度とアクセスが良く、県外から観光の行き帰りに訪れる人も少なくありません。店内で目に飛び込んでくるのは、周囲の自然を写すように大きく取られた窓。アイアンと木、レザーで作られたシンプルなテーブルとスツールも空間に調和して、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
食事スペースから階段を数段降りた先にあるのは、半地下のギャラリー。備前焼をはじめとする陶芸やガラス、木工、染色などの作家の個展が毎月開催されています。注文した蕎麦の提供を待つ間、作り手の温もりが感じられる作品を眺めながら過ごすのも一興です。
【蕎麦 栂(そば とが)】
所在地:岡山県和気郡和気町清水288-1
TEL:0869-92-9817
営業時間:11:30~14:00(売り切れ次第閉店)
※ギャラリーは11:00~17:00
定休日:月曜日、第3日曜日
駐車場:あり
3.和気鵜飼谷温泉
JR和気駅から車で約5分、山陽自動車道和気ICから約10分の場所にある温泉施設「和気鵜飼谷温泉」内のレストラン。「なごみ膳」(1,480円)は、籠の中に彩りあざやかな6皿が入ったランチタイムの人気メニューです。地元の朝日米を使った寿司(いなり寿司・助六寿司)、地元市場から仕入れる鮮魚の刺身、野菜や練り物の炊き合わせ、天ぷら、小鉢、フルーツなど、満足感ある内容。上品な味わいの茶わん蒸しや味噌汁も付いていて、老若男女問わず人気が高いのも頷けます。
こちらのレストランは、入口にあるショーケースでメニューを確認し、券売機で食券を購入するスタイルです。和食の御膳をはじめ、親子丼や天丼、かつ丼などの丼もの、うどん、そばといった麺類、エビフライやカニクリームコロッケ、生姜焼きなどの定食、さらに備前牛のステーキ(前日までに要予約)やローストビーフ丼など、子どもから大人まで楽しめるメニューが20種類以上。サイドメニューやデザート、ドリンクもあるので、食後のひとときも楽しめます。
2面に大きな窓がある広々とした店内には、テーブルがゆったりと配置されています。窓際の席に座れば滝のある日本庭園や、春には吉井川沿いの桜も望むことができます。土・日曜日には関西圏から訪れる人も多く、開店前から行列ができるほどの人気。日帰り温泉入浴の前後に食事をする人だけでなく、お子さまメニュー(500円)もあるので、すぐ近くの「わけまろパーク」に遊びに来た子ども連れの家族の利用も増えているそう。
【和気鵜飼谷温泉(わけうがいだにおんせん)】
所在地:岡山県和気郡和気町益原666-1
TEL:0869-92-9001
営業時間:平日11:30~14:30、17:00~21:00/土・日曜日11:30~21:00
※年末年始・GW・お盆は11:30~14:30、17:00~21:00
※ラストオーダーは閉店30分前
※月曜日は昼のみの営業(祝日・長期休暇期間は通常営業)
定休日:レストランは月曜日の夜
駐車場:あり
4.オムライスの店/BAN空間 和蔵
昼はオムライス専門店、夜は居酒屋として営業するJR和気駅近くの店。「はつこえオムライス」(並800円)は、通称”赤メシ“(ケチャップライス)を薄焼き卵で包んだ昔ながらのスタイルで、1928年の創業時から100年近く愛され続けている一品です。こちらのケチャップライスに入っているのは豚バラ肉。鶏肉が手に入りにくかった戦後、初代が豚肉を使ったのが始まりで、以来変わらずこのレシピが受け継がれているそう。しっかり炒めた玉ねぎと豚バラ肉の脂の旨みがケチャップの酸味と合わさった味わいは、まろやかかつコクがあり、ここでしか出会えない美味しさです。ツウな常連さんは、ケチャップではなくウスターソースと胡椒で食べるのだとか。
「オムライスの店」というだけあって、迷ってしまうほどの種類豊富なオムライスラインナップ。卵ふわとろ系のオムライスは、デミグラス、トマト、ホワイトとすべて手作りのソースに具材やトッピングの組み合わせで常時15種類以上が楽しめます。ビビンバ風の石焼きオムライスなどの変わり種や、カキフライや豚かば、カポナータといった季節限定メニューもあり、何度訪れても飽きさせません。写真は「デミカツオムライス(並)」(1,300円)。プラス550円で日替わりサラダと20種類以上から選べるドリンクをセットにできます。
テーブル、カウンター、掘りごたつのほか、隠れ部屋のようなカップル席もあり、おひとりさまからグループ、子ども連れの家族など、幅広いシーンで使えます。オムライス以外にもからあげやチキン南蛮、焼肉、さらにはお刺身の定食、丼もの、アラカルトなどメニューも豊富なので、子どもから大人まで揃った3世代での利用にも便利。
店内の壁に気になるものが…。なんとこれ、金庫の扉。元JAの銀行跡だった建物のため、重厚な金庫がそのまま残っており、中で食事も楽しめます。「ここで食べたい!」という人は予約もできます。
【オムライスの店/BAN空間 和蔵】
所在地:岡山県和気郡和気町衣笠945-3
TEL:0869-92-5006
営業時間:11:00~14:30(L.O.14:00)、17:30~21:30(L.O.21:00)
定休日:水・木曜日、第3日曜日
駐車場:あり
5.cafe gouter
初心者から上級者まで登山が楽しめると近年人気の和気アルプス。「cafe gouter」はその山の麓に佇む母娘で営むカフェ。こちらで楽しめるランチは、ハンバーグや焼き魚、とんかつなどの定食をはじめ、カレーやドリア、鶏肉ときのこの和風パスタやシーフード明太クリームパスタ、揚げナスのミートソースパスタなどのパスタに自家製生地のピザなど多彩。なかでも「本日のLUNCH」(1,000円)は日替わりでメインのおかずが変わり、旬の食材を使った副菜や野菜サラダ、漬物に味噌汁(スープに変更可)も付いた充実の内容です。この日は丁寧に下味を付け、片栗粉で揚げたサクサク衣のからあげ。ポン酢にもよく合います。
ヘルシーな献立も魅力。玄米を小豆と塩と一緒に炊いて数日熟成させた酵素玄米ごはんは、ほんのりとした甘さと芳ばしさが特徴で、その味わいともっちりとした食感のクセになる人が続出。ランチでは酵素玄米か地元産のお米を使った白ごはんから選べます。マヨネーズとフレンチドレッシングで味付けしたおからサラダもファンの多いひと品。和え物や煮物、炒め物など、その他の副菜も自家栽培や親戚が作る旬の野菜がふんだんに使われており、季節を感じられるプレートとなっています。日替わりのパスタや、小学生以下限定の「お子様ランチ」(650円)もあり。
「気の合う仲間が集まって、お喋りや食事を楽しめる場所を作りたい」。そんな想いを実現したお店は、少人数のテーブル席にゆったり座れるソファー席、大テーブルや子供用の椅子も用意され、ゲストを優しく迎えてくれます。入口までのスロープや幅広の引き戸、車椅子も入れる広々としたトイレにおむつ替えベッドなど、バリアフリーにも配慮。近くの「わけまろパーク」を利用した後の子ども連れのお客さんにも好評です。「ハレいろ・サイクリング OKAYAMA」のサイクルカフェ登録店のため、サイクリストも多く来店。積極的に保護猫活動も行っており、猫好きな人も集まるそう。テラス席はペット同伴OK。
【cafe gouter(カフェ グーテ)】
所在地:岡山県和気郡和気町和気101-1
TEL:0869-92-4772
営業時間:9:00~17:30(L.O.食事16:30ドリンク・スイーツ17:00)
定休日:水曜日、月一回不定休
駐車場:あり
紹介したお店の場所(地図)
- café de bouquet
- 蕎麦 栂
- 和気鵜飼谷温泉
- オムライスの店/BAN空間 和蔵
- cafe gouter
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