まさにフォトジェニック! モノクロ写真が絵になる岡山の大正レトロ建築5選

岡山県内に残る、大正時代に竣工したレトロな建物をご紹介します。モノクロ写真が絵になる建物は、訪れればより大正浪漫に浸れること間違いなし。
掲載日:2017年11月13日
  • ライター:おか旅編集部
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倉敷館観光案内所(倉敷市)

大正5年に倉敷町役場として建てられた洋風の木造建築。国登録有形文化財に指定されています。倉敷美観地区の中心にあり、現在は観光案内所として使われています。
※改修工事に伴い、下記の期間休館となる予定です。
平成30年1月15日(月)〜平成31年8月31日(土) (休館中の観光案内所は『倉敷物語館』長屋門に臨時移転)

作州民芸館(津山市)

大正9年に『旧土居銀行』として建築された建物です。ルネサンス調のデザインで左右対称の造りが特徴。『中国銀行』、『日本塩回送会社』、『吉井川漁業組合』などを経て、現在は津山市を中心に作州一円で今も作られている民芸品、郷土玩具などを展示する民芸館となっています。

ルネスホール(岡山市)

大正11年竣工の『旧日本銀行岡山支店本館』を、音楽等の芸術を気軽に楽しむことができる多目的ホールとして再生。正面入り口に立つエンタシス柱など、至るところに古代ギリシャ様式の意匠がちりばめられています。本館のイベントホールのほか、金庫棟にはスタジオやギャラリー、カフェもあります。

岡山禁酒会館(岡山市)

大正12年に、禁酒運動の拠点として建てられた木造3階建の建物です。昭和20年の空襲による焼失を免れたため、外観や構造等はほとんど手を加えられておらず、建築時の状況を残しています。平成14年に国の登録文化財に指定されました。

城西浪漫館(津山市)

大正2年建築の木造2階建ての『中島病院旧本館』。正面のドーム、屋根や窓の細かい装飾が特徴です。また、部屋ごとに異なる大理石を使った暖炉が配されています。平成22年に国の有形登録文化財となりました。館内の大正浪漫漂うカフェでは、幕末の煮出し器を復刻して淹れた珈琲が味わえます。
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