壮観!一度は見たい鏡野町・越畑線エリアの自然スポット3選

鏡野町の北部、標高1200mの山々に囲まれた越畑地域は、豊かな自然を享受できる場所。みずみずしい森の木々、透明度の高い水、豪壮な滝、樹齢約700年の巨木など、この場所ならではの自然の姿に出会うことができます。春、夏、秋、冬、四季を通じて表情を変える鏡野町・越畑線エリアの絶景を見に行きませんか?
掲載日:2025年06月02日
  • ライター:おか旅編集部
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1.天人渕(てんにんぶち)・蘭頭原の滝(らんとうばらのたき)

越畑集落から香々美川沿いを北上していくと出現する、落差5m程度の滝。越畑地区の奥にあるこの渓谷は、水が綺麗な鏡野町の中でも有数の高い透明度を誇る水の流れと、山林の緑が調和する、隠れた癒しスポットになっています。水流が勢いよく流れ込む滝壺は広く、特に新緑の時期から夏場にかけては写真撮影場所としても人気があります。また、避暑地としても最適で、夏にはシャワークライミングも開催されています。

2.中林の滝(ちゅうりのたき)

岡山県下6番目の標高を誇る泉山の南麓に位置する登山道に架かる滝で、山腹から湧き出る清水が一の滝、二の滝、三の滝、火の滝、中林の滝となって流れています。いずれも数十メートルの落差を誇り、中林の滝は落差40mにもなります。流れる水の量も多く豪壮で、新緑と紅葉の頃は泉山登山を兼ねてたくさんの人が訪れます。冬期は条件が合えば氷瀑も見られるため、冬にはスノーシューハイクも行われています。

3.岩屋のカツラ(いわやのかつら)

鏡野町指定天然記念物。県中・北部の渓谷沿いに見られるカツラ科の落葉高木です。岩屋のカツラの樹高は、約20mと低いのですが、幹回りは15m余りあり、樹齢は700年と推定されています。主幹は枯れていますが、13本の支幹が叢生しています。「岩屋神社」の裏山は、カツラをはじめ周囲約1mのサルナシというツタカズラの絡む様々な木が自生し、「岩屋の森」として県指定郷土記念物に指定されています。
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